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「わきが」制菌物質、抽出に成功 NPO・仙台の三浦さん
河北新報 7月15日(日)6時10分配信
俗に「わきが」と呼ばれる腋臭(えきしゅう)症の臭いを発生させる細菌(わきが菌)の増殖を抑制する制菌物質の抽出に、仙台市青葉区の
NPO法人代表三浦二三男さん(59)が成功した。東北大の学術指導で確認された。皮膚を守る働きをする細菌にはほとんど作用しなかった。
三浦さんと東北大は、物質名の特定と物質がわきが菌に対して特異的に働く仕組みの解明を進める方針。
わきがに悩んでいた三浦さんが自己流で研究を重ね、ある植物の種子から制菌作用がある物質を抽出。自分で使ってみたところ、
臭いを抑えることができた。3年前に東北大に相談し、学術指導を受けることになった。
東北大未来科学技術共同研究センターの渡辺君子准教授(生物科学)によると、わきが菌1000個を制菌物質0.1ミリリットルに混ぜ、
シャーレの寒天培地に塗って37度の保温器内で培養した。3カ月がたっても細菌は増殖しなかった。
同様の方法で、皮膚を守る細菌を混ぜて培養すると明確な制菌作用は認められず、皮膚にダメージを与えない可能性が高いことも分かった。
わきが菌は、人の皮膚表面にいる黄色ブドウ球菌の一種。脇の下にあるアポクリン腺から出る汗の脂を分解することによって、
臭いを発生させる。わきが臭は制汗剤で一時的に消すことはできるが、根本的な治療薬はなく、手術でアポクリン腺を取り除く治療が行われている。
渡辺准教授は「わきが菌だけに作用するメカニズムを解明できれば、治療薬開発の手掛かりにもなる」と研究の意義を説明する。
三浦さんは「わきが臭の悩みを解決できるようになれば、うれしい」と話す。