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週刊新潮
「母がPTA会長」「父が京大医学部卒」大津市「いじめ自殺」加害生徒たちの家庭環境
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皇子山中学に子どもを通わせる母親がこう話す。
「昨秋、学校の体育館で緊急保護者会が行われたときのことです。
校長先生から生徒へのアンケート調査について一通りの説明があり、
自殺した男子生徒の父親が、『お騒がせしてすみませんでした』と挨拶していました。
その後、司会役の先生が何か聞きたいことがあれば』と保護者に呼びかけたのですが…」
すると、すかさずマイクを握ったのは、主犯格とされるAの母親だったという。
「彼女は髪を振り乱しながら、『うちの子は仲良くプロレスごっこをしていただけなのに、
犯人扱いされて学校に行けなくなった。うちの子が自殺したら、ここにいる保護者や
先生の責任ですからね』と興奮した口ぶりでまくし立てていた。
男子生徒の父親にも、『私かて言いたいことはあるんや。いろいろ知っているんやで』
などと半ば脅迫めいた口調で詰め寄っていました。
理不尽なことばかりを一方的に喋り、異様な光景でした。
まさしくモンスターペアレントそのものです」
しかも、実はこのとき、Aの母親は皇子山中学のPTA会長だったのである。
「あとで先生から聞いた話では、学校が加害生徒たちに事情を聞こうとしても、
Aの母親が『うちの子を犯人扱いするんですか!』とがなってきはったそうです。
そのため『PTA会長が怖くて聞けへん』と漏らしていました。
でも、本来、子どもにカウンセリングなどを受けさせるべきなのに、
庇うだけでは何の解決にもならないはずです」
京都市内でデザイン会社を経営するというAの父親に自宅で話を聞くと、
「いまね、めっちゃ旧知の友だちと酒を飲んでたんです。
酔っ払った状態で喋れないでしょ。会社の電話もずっと鳴りっぱなしやし、
大変なんやて。近いうちに、ちゃんと記者会見するんで、いまはお答えできません」
そこに、加わった母親が、「お引取りくださーい」と、声を張り上げた。
事ここに至っても自分たちも被害者という立場を崩していないのだ。