12/07/10 19:06:15.94 R058QVp40 BE:2142873784-PLT(12021) ポイント特典
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豪新型潜水艦、日本と協力か:三菱重・川重のそうりゅう型導入
豪海軍が進めているコリンズ級潜水艦に代わる次世代潜水艦の導入計画が、日本との協力により実現する可能性が出てきた。
日本の海上自衛隊が配備している「そうりゅう型潜水艦」のクラスや性能などについて、計画を進めている関係者が強い関心を
示していることが背景にある。
9日付シドニー・モーニング・ヘラルド(SMH)は、導入計画の代表を務めるモフィット退役海軍大将が先月、豪州を訪問した
海上自衛隊トップの杉本正彦・海上幕僚長と、そうりゅう型潜水艦に搭載されている技術について意見交換を行ったと報じている。
海上自衛隊の発表によると、杉本海上幕僚長は先月6~13日に豪州とニュージーランド(NZ)を訪問し、両国の海軍高官などと
アジア太平洋地域情勢、海洋安全保障に関する取り組み、今後の防衛協力などについて意見交換した。モフィット氏は先に、
豪政府の関連機関である国防科学技術機構(DSTO)のゼリンスキー代表と日本を訪問し、そうりゅう型潜水艦を視察している。
モフィット氏はSMHに、「性能面で、海上自衛隊が配備している潜水艦に強い関心がある。日本との協力による新型潜水艦の導入
はオプションの一つだ」と説明。2億1,400万豪ドル(約174億円)を投じて、来年末までに導入候補の評価と絞り込みを進めると話した。
豪連邦政府は2009年に発表した国防白書で、中国の軍事的脅威に対応して、海軍が配備しているコリンズ級を上回る水中排水量
が4,000トンを超える大型潜水艦12隻を20年代の終わりまでに導入する必要があると指摘。連邦政府高官は今年初め、スペインの
ナバンディア、仏DCNS、独HDWの欧州3社と潜水艦調達を視野に接触を行ったほか、在豪米国大使館のブライヒ大使は2月末、
米国政府が豪連邦政府に原子力潜水艦をリースまたは売却する意向を示している。導入候補としては、連邦政府がそうりゅう型
潜水艦を検討しているとたびたび報じられている。