12/07/04 03:38:54.96 VRCV8CfX0 BE:956245897-PLT(12000) ポイント特典
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民主党が3日に決めた消費税増税法案への造反者に対する処分・措置方針は、反対票を投じた議員ですら、鳩山由紀夫元首相を除き、党員資格停止2カ月にとどめるという甘めの裁定となった。
そこには「離党予備軍」の切り崩しを図る狙いが見え隠れする。(斉藤太郎)
「党員資格停止中に解散・総選挙になったら民主党の公認候補にはならない」
輿石(こしいし)東(あずま)幹事長は3日の緊急役員会でこう断言した。
党員資格停止の期間は鳩山氏は6カ月だが、残り18人は2カ月だ。これが3カ月なら、9月の代表選の投票権を失う。
輿石氏は18人の離党予備軍に対し、首相と対決するチャンスを残すことで党内につなぎ止めつつ、「代表選前に倒閣運動を起こしたら公認なし」と脅したに等しい。
恫喝とともに温情も示したところが、今回の処分の巧みなところだ。
棄権者は「注意」止まり。参院の離党組にいたっては「まだ同志として力を貸してもらわないといけない」(輿石氏)と無罪放免とした。
その一方で、厳罰のシンボルとして「市中引き回しの刑」(党幹部)となったのが鳩山氏だ。
輿石氏は鳩山氏の携帯電話を鳴らし「首相まで務めた方なので、恐縮ですが6カ月としました」と釈明したが、鳩山氏を「見せしめ」にした側面は否めない。
ただ、この仕打ちが、思わぬ波乱につながる可能性もある。3日午後、国会内に造反しながらも党に残留する考えを持つ約30人が顔をそろえた。
この場で鳩山氏は 「増税しないというマニフェストを掲げて政権交代が実現できた。党にとどまり何ができるか、努力を惜しまないでほしい」と訴えた。
このままでは、今回の処分に不満を持つ鳩山グループが倒閣の発火点になりかねない。鳩山氏の側近はこう息巻く。
「離党なんていつでもできる。与党過半数割れのカギを鳩山さんが握ることになる。いつかぎゃふんと言わせてやる」
URLリンク(sankei.jp.msn.com)
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