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犯人は清武氏」桃井球団社長が関与示唆
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練習を終えクラブハウスを後にする巨人・原監督(撮影・持木克友)
巨人は、週刊文春が「原監督が元暴力団員に1億円払っていた」との見出しで報じた記事について20日、
清武前球団代表が関与したことを示唆した。桃井球団社長は「今回の週刊文春の報道に清武氏
が絡んでいるということは(原)監督もそう思っているし、私たちもそう思っているということ」と説明した。
球団は、原監督の問題を球団が初めて把握した2009年に詳細な記録を作成。
球団の機密事項である記録を持っていたのは同社長、当時の清武代表、当時の
原沢副代表(現球団代表)、当時の法務担当者の4人だけだった。
同社長は「原監督が女性問題で1億円を脅し取られた。そういう外形的な事実は
この時の記録をベースにしているのは間違いないというふうに思われます」と明言した。
清武氏は昨年11月11日に渡辺恒雄球団会長を批判する会見を行った。球団に
よると、同月18日に解任されるまでの間に同氏は、当時の部下らに球団内で「
おれは原の弱みを握っている」「原と刺し違える」「徹底的に仕返しする」などと
意味深な発言を繰り返していたという。
巨人は既に契約金超過問題の報道をめぐり、清武氏が内部資料を持ち出し
たのは確実と結論づけている。原監督は「清武さんへ」と題した声明文で「こん
なことがなぜ、続くのか。清武さんのほかにいったいだれがいるのか」などとコメントしている。
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