12/06/20 12:55:30.47 47dvSttR0 BE:859156979-PLT(12008) ポイント特典
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世界的なヘッジファンド運用で名をはせたジム・ロジャーズ氏(69)が出身の米国を去り、
シンガポールに居を移して5年になる。この間、リーマン・ショックや欧州債務問題など先進国発の金融危機が
続いた。新興アジアの中核拠点から見えるものは何か。
ミャンマー注目
「19世紀は英国、20世紀は米国、そして21世紀は中国の時代。それは明らかだ」
引っ越しを決めた第一の理由は「2人の幼い娘たちの将来のためだ」という。
親として残せる最高の財産は中国語の習得。北京や上海も検討したが環境汚染がひどい。
対照的にシンガポールは緑にあふれ、希少な英語と中国語のバイリンガル国家。
「生活環境は抜群で、かつ成長するアジアの中心に位置している」
「中国もたくさんの問題を抱えている。しかし中国の経済政策は欧米に比べればまだましだ」
(中略)
日本の少子化懸念
「日本は大好きな国だが、先行きは厳しい。莫大な債務問題と表裏一体の少子高齢化に直面しているからだ」
シンガポールを含め多くの先進国で国民の少子高齢化が進んでいるのは共通だが
「日本が決定的に異なるのは移民の受け入れに全く消極的なこと」。
昨年の東日本大震災後には少しだけ日本株を買い増した。
とはいえ「日本人が外国人嫌いを認めることはなくても、外国人の間で『日本人は外国人が嫌いだ』
との認識は定着している」。さまざまな選択肢が増えるなかで
「優秀な海外人材が、日本を目指そうという気にならない」。日本にとっては耳が痛い警鐘で締めくくった。
URLリンク(www.nikkei.com)