12/06/19 19:36:54.79 yRMcZK4tP BE:3031107449-PLT(12000) ポイント特典
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60代女性「NHK関係者が私の体にチップを埋め込んだ」
横浜市内。小学校の通学路に面して建つ白い豪邸。その窓ガラスには、
「おまえの子供は大丈夫か」など恐怖を煽るメッセージがビッシリと貼られている。
「この家、怖いでしょー」となぜか笑う小学生とは対照的に、関わりたくないのか大人たちは脇目も振らず家の前を通り過ぎていく。
この異様な外観に危機感を覚え、遠めに眺める記者だったが、偶然にも家から出てきた女性が庭の手入れを始めた。……行くしかない、こんにちは。
「私の首や目には、そう、チップが埋め込まれているんです」
こちらを警戒しながら推定60代の家主は語り出した。彼女曰く、チップは監視カメラや盗聴器のような役割を果たしているという。
「10年前だったでしょうか。家に1人でいると、突然、『お前の体にはチップが埋め込まれている。
埋め込んだのはNHK関係者だ』と、“誰か”が頭の中に直接語りかけてきたんです。
以来、私が見るモノ聞くモノすべて、その“誰か”に監視され、また、支配されているんです。
私が新聞を読めば、その内容を一字一句繰り返してきますし、外に停まっている怪しい車のナンバーを控えようとすると、
なぜかナンバーにだけモザイクがかかっていて、見えないんです」
たびたび、手にした園芸用ハサミを持ち替える彼女にビクつく記者。彼女は意に介せず続ける。
「NHKに手紙を送りましたが、返事はまだありません。チップが埋め込まれているのを証明しようと病院でレントゲンを撮ったこともあります。
ですが、医者もグルなのか、いつも私と背格好が似た別人のレントゲン写真を見せてくるんです。手も足も出ませんよ」
警察を頼ってみても、当然、相手にしてもらえないという。
「語りかけてくる当人に向かって『誰なの!?』って聞いたこともありますが、教えてくれませんでした。
ただ、メッセージが一方的に送られてくるばかりで、私の主張は一切伝わらないんです。
だから、貼り紙を窓に貼って、主張をみんなに訴えるしかなかったんです」
立ち話でおよそ60分。突然の雷雨で話を切り上げ、立ち去ろうとした記者に彼女はボソッと呟いた。
「気をつけて。私と接触したということは、あなたもすでにチップが埋め込まれているかもしれない」
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