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石川昌司の「週刊北朝鮮」 祖父を真似しつつ父の時代と変わらぬ厳罰で統治する3代目
週刊実話
2012年06月03日14時00分
若き3代目が支配する北朝鮮の経済事情は、やはり相当に苦しいようだ。米政府系放送局のラジオ『自由アジア』がWFP(国
連世界食糧計画)からの情報として伝えたところによると、4月、住民一人当たりに配給した食糧の量は1日400グラム(3月=
395グラム)と、WFPが勧めている1日600グラムに達していないことが判明した。
金正恩体制が4月15日の金日成生誕100周年記念日に国民に贈った記念品は“学生服”だったという。正恩第1書記の青少年
への教育重視とも取れるが、北はスーツ類の一大生産地でもあることから「ない袖は振れないから、余っているものを配給
した」ということなのだろう。事ほどさように、経済問題が北朝鮮を崩壊に導く可能性は極めて高いといえる。
私が北朝鮮に居た時代と違い、周辺国の中国や韓国の繁栄ぶりがより一層、北の貧困を際立たせています。
初代、2代、3代と代替わりするごとに経済は悪くなっており、ジョンウン(正恩)も政権のかじ取りは大変なはずです。
イルソン(日成)時代は、腹は減っていましたが、体制に反旗を翻すという気持ちにはなりませんでした。小中高、そして
大学まで学費はいりません。無料だから「主席に施していただいている」と感謝こそすれ、憎む気持ちにはならなかったの
です。
もちろんイルソンは裏では反対派はおろか、反対しそうな成分(身分)層まで粛清していましたが、表面上は“慈悲深い主
席様”を見事なまでに演出していました。それがジョンイル(正日)時代になり、教育の無料化は廃止され、イルソンのよう
な慈悲ある姿を見せることもなく、国民に向かってマルスム(お言葉)を自らの口から発することもありませんでした。
しかも先軍政治の励行で「砂糖(北ではぜいたく品)がなくても生きていけるが、弾丸がなければ生きていけない」と、国
民は飲まず食わずのまま軍事物資の調達・生産に駆り出されたのです。ジョンイル時代になってから野良犬を見たことがあ
りません。飢えた国民の腹の足しになってしまったからです。醤油漬けにされた少女を見たといううわさまで流れたことが
あります。