14/05/07 04:28:25.00 0
>>592
ぜんぜん違うじゃねーかw
蟲愛づる姫君の話
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11世紀半ばから12世紀にかけての短編を集めた『堤中納言物語』。「蟲愛づる姫君」は、その白眉だ。
物語の主人公は、うら若き美人である。隣近所に住む蝶愛づる姫君をはじめ、世間一般の人々は、花や蝶を愛でるが、
それは花や蝶が美しいものだという世の通念にただ従ってのことである。
主人公は、先入観なしに自然を自分の目でよく見ること、虫が成長し変態をするのを観察するのが大切なのだ、と云う。
彼女は、虫を掌にのせ、毛虫の歩く様子を面白がって観察する。使い走りの男の子らを虫採りに行かせては、虫の名前をこの子らに聞く。
子どもたちでも知らない虫は、新種だから、主人公の姫君は、この虫に新しい名前をつけてやるのだった。