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犬食文化
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明治維新以降、文明開化により西洋の肉食文化が持ち込まれ、
日本は肉食タブーから解放されたが、同時に西欧の「愛玩動物」の概念も持ち込まれ、
愛玩動物に該当する動物を食べる行為は嫌悪の対象となった。
昭和時代に入ると、忠犬ハチ公の物語が多くの人々の感動を誘い、
全国で犬を愛玩する風潮が高まった。
しかし、戦中・戦後の食糧難の時代には、犬を食べたという証言はある。
忠犬ハチ公の子孫が盗まれ、鍋物の具になったとの当時の新聞報道が残されている
(畑正憲の大学時代のエピソードも参照)。
北海道の浦河でもアイヌ・和人関わりなく冬の食糧不足の時期には犬を食べたという証言もあるが、
日本で犬を食用とする文化は一般的にはなくなった。
その後「飽食」とすら呼ばれるほど食糧事情が豊かになった現在の日本国内では、
食用を目的とした犬の屠殺はほとんど行われていない。
米軍統治に置かれ日本から分断された沖縄においては、
戦後も山羊などと同様に食用家畜として存続したが、本土復帰以降は漸減し現在は皆無に等しい。
韓国における犬食は、今なおきわめて盛んである。
2006年、韓国国務調整室が行なった調査によると年間200万頭の犬が食べられている。
2008年の調査によると、ソウル市内だけで530店の食堂が犬食を扱っている。
違法のため、当局による衛生管理が行なわれておらず社会問題化している。
犬市場としては城南市の牡丹市場が有名である。
犬から作った犬焼酒(酒ではない)も飲まれている。
韓国では犬肉を「???(ケゴギ)」、北朝鮮では「???(タンゴギ)」と言う
(「ケ」は犬、「タン」は「甘い」、「ゴギ」は「肉」の意)。
朝鮮でも狗肉は新石器時代から食用とされている。
犬料理は、滋養強壮、精力増強、美容に良いとされ、
陰暦の夏至の日から立秋までの「庚(かのえ)」のつく日の中伏(チュンブク)には、
犬料理を食べて暑気を払う習慣がある。黒犬には時別効能があるとされる。