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AKBの人気って一体…!?
2012年11月08日
今年の音楽業界は、AKBの派手さだけが目立った1年だった。これもAKBの戦略だったに違いないが、やはり電通の強引さに尽きるかもしれない。
いかにスポンサーを握っているか?そこに尽きるかもしれないが、これでもか、これでもかとAKBの情報は垂れ流れてくる。
ここまでAKBの情報が氾濫してしまったら、一体彼女たちは何をやって、何を伝えようとしているのか…さっぱり分からない。
案外、本当に伝えたい事も伝わらないに違いない。もはや、何かやっているっていう…その程度かもしれない。
それにしても、AKBはどういった人気なのか理解できない部分もある。
オリコンが発行する「オリ★スタ」の2万人アンケートによる「好きなアーティストランキング2012」というのが出た。
1位は言わずと知れた?ジャニーズの人気グループ、嵐だった。そして、2位にランクされたのは、いきものがかり。
以下、Mr.Children、福山雅治、ゆず、B’z、サザンオールスターズと続く…。ベストテン内にAKBの名前もメンバーの名前もない。
オリコンのチャートでは毎回、ミリオン達成だの記録更新だのと騒がれているのに、こういった調査になるとランクインしないのがAKBである。
ついでに言うなら、ビデオリサーチ社による「テレビタレントイメージ調査」の結果でも、女性タレントに限ってみても
最新調査では1位が綾瀬はるかで2位は浅田真央、3位は天海祐希で以下、上戸彩、ベッキー、DREAMS COME TRUE、
吉永小百合、松嶋菜々子、仲間由紀恵、菅野美穂とベストテン内にAKBの文字はない。もちろん20位以内にも入ってこない。
あれだけ、テレビやCMに出まくって…。要は、この人気は単なる虚像の人気に過ぎないのだろ。
そう考えたら社会的現象なんていうのはマスコミが作り上げた虚像であって、大衆とはかけ離れているのだろう。
ま、そうは言っても、CDが売れていることは事実。100万枚のセールスとか理屈では実現できない数字であることは確かなのだが…。
いずれにしても、芸能界も音楽産業も過渡期を迎えていることは確か。今の世の中、もちろんスポンサー欲しさもあるだろう。
しかし、だからと言ってAKBに振り回されているのでは自滅行為だろう。もっとも、週刊誌なんかの場合は、
おそらく今の編集長も変わるかもしれないし、そんな次のこととか先々のことなんて考えてはいないだろうけど…。
(渡邉裕二)
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