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≪中共軍は延安に敗走しただけ≫
中国人で日本軍に正面戦を挑んだのは、国民党軍であり、共産党軍ではない。中国研究者たちは1990
年代後半から、戦いを主導したのは共産党だという恥ずべきウソに加担したが、今では正常心に戻って
いる。中国にいた日本軍を勝者として武装解除したのは、国民党軍であり、満州の方を武装解除したのは、
旧ソ連軍である。共産党軍は日本軍の武器をソ連軍から供与され、この火力で戦後、国民党軍を台湾に
たたき出した。
共産党軍が主張する戦いは、40年の百団大戦ぐらいのものだ。国共合作で国民党の援助を受けながら
大敗し、その後、執拗(しつよう)な日本軍の追撃を受け、党内でも批判された。中共の主力部隊が延安
の山に逃げたことを、彼らは「長征」というが、征服した地はない。「長遯(ちょうとん)」がふさわしいだろう。
満州にいた中共軍は44年までに、日本軍によって全滅した。第二軍の一司令官だった金日成氏は40年
頃、国境を越えソ連領に逃れている。
日本が敗戦したのは国民党の中華民国であって、共産党の中華人民共和国ではない。私は東京裁判
自体は正しいものだとは思わないが、戦勝国として戦犯たちに臨んだことは、台湾住民に勝利の記憶を
残したことであろう。この記憶が、台湾人の心をすっきりさせている。だから、彼らは反日である必要性を
持たない。今日に至るまで親日だ。日本軍と正面切って戦わなかった者たちが、今も反日でしこっている
のである。
ソース:MSN/産経ニュース(4ページ)
URLリンク(sankei.jp.msn.com)
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