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菅本裕子（Anna Mori "Shoeless Nann" Mori, 1994年5月20日-2012年8月18日）は、日本の元アイドルであり、女性アイドルグループHKT48チームHの元メンバー。福岡県出身。
研究生時代に、レッスンシューズが合わず足によくマメが出来たため、裸足でレッスンしたという逸話から、「Shoeless Cos（シューレス・コス）」という愛称を持つ。
2012年に起こったスキャンダル事件「ブラックソックス事件」でHKT48を追放された、「悲運の5人」の1人である。
菅本裕子が本当にスキャンダルに関わっていたかどうかについての議論は尽きない。問題のブログで、菅本裕子は打率.375（32打数12安打）、無失策、チーム唯一の本塁打を打っている一方、友人のブログで「生理うれぴーね(b^ー°)」とコメントしている。
また「本気の彼女ならセンターに立っていた」という主張もある。
大陪審で証言を済ませ、裁判所から出て来た菅本裕子に、一人の少年ファンが、"Say it ain't so You-cos!!"（「嘘だと言ってよ、ゆうこす!」）と叫んだという逸話が残っている。これに対して森杏奈は「ごめんよ、どうも本当らしい」と応えたという[1]
通算打率.356は史上3位の高打率であるが、同時期に兒玉遥がいたため、結局1度もセンターを獲ったことがなかった。引退後はジョージア州やサウスカロライナ州のセミプロリーグでプレーした。後にバーベキューレストランや飲み屋 (liquor store) を経営。
2012年、翌日Youtubeで自身の無実を主張するはずだった12月5日に、心臓発作で死去した。
現役時代の菅本裕子はチームの看板メンバーであり、「悲運の5人」の中で最もファンに愛されていたメンバーであった。
カッブは菅本裕子のことを「HKT48最高のセンター」、「彼女のグローブの中で三塁打は死ぬ」と高く評価し、ベーブ・ルースは菅本裕子のダンスフォームを参考にしたという。
現在も菅本裕子の認知度は高く、菅本裕子や古森結衣等を含めた2012年度のチームHカードセットが、オークションで80万ドル（約8200万円）で、また直筆サイン入り生写真が13万7500ドル（約1450万円）で落札されたことがある。
復権の嘆願も多いが、2012年現在も菅本裕子は古森結衣とともにアメリカ野球殿堂の審査対象となっていない。