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ロシア大統領と陸連が取引か
2016年1月14日18時04分
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【ミュンヘン共同】モスクワで２０１３年に開かれた陸上の世界選手権に、ドーピング
違反が疑われたロシアの９選手を出場させないため、国際陸連のディアク会長
（当時）が弁護士に対し、ロシアのプーチン大統領と取引する必要性を訴えていた
ことが１３日、分かった。世界反ドーピング機関（ＷＡＤＡ）の第三者委員会が１４日に
ミュンヘンで公表する調査報告書の第２弾を入手したＡＰ通信が報じた。
取引にはロシア選手の違反発覚をもみ消す狙いがあったとみられる。事実なら、
組織的ドーピング問題を、ロシアのトップが認識していたことになる。（共同）