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埋もれた記録から阪神大震災の教訓 ＮＨＫスペシャル
2016年1月14日16時09分
URLﾘﾝｸ(www.asahi.com)
阪神・淡路大震災から２１年となる１７日午後９時から、ＮＨＫスペシャル
「震度７ 何が生死を分けたのか～埋もれたデータ ２１年目の真実」が放送される。
犠牲者が亡くなった原因についての記録や火災の広がり方など当時のデータを
最新の技術で分析し、防災のための教訓を導き出す。
被災直後、研究者や行政担当者が現地で多くの調査・研究を行った。集まった
データの中には、当時の技術の限界で生かしきれなかったものもある。番組では、
研究者の監修を得ながら当時のデータを新たに分析し、震災発生からの時間経過
も組み合わせて、多くの命が奪われていった過程を明らかにする。そのうえで、
都市直下地震から身を守るための教訓を探る。
担当する東條充敏チーフプロデューサーは「データを分析することで、未解決の
課題と、命を守る様々なヒントが見えてくる。防災のために今、何をすればいいか、
考えるきっかけになれば」と話す。（松本紗知）