16/01/07 08:24:03.35 CAP_USER*.net
正月の箱根駅伝を見ていて、「そこにはリアルがある」と感じた藤村正宏氏は『「モノ」を売るな!「体験」を売れ!」(実業之日本社)の著者でエクスペリエンス・マーケティング(通称エクスマ)の創始者なのだそうである。
この人はもちろん、「テレビの人」ではない。その藤村氏が年末年始に熱中して見たテレビ番組として、
「おもしろいのは、スポーツやドキュメンタリー。元旦は実業団駅伝とサッカー天皇杯。2日と3日は、箱根駅伝。NHKスペシャルの再放送やドキュメンタリー。けっこうおもしろい番組をやっています。他のバラエティとかは、まったく見る気がしませんけどね」
と書いている。なぜバラエティを見ないのか。面白く感じないからだそうだ。そしてこう推測する。
「プロが作ったものはおもしろくないって感じるのは、それは本当に自分が表現したいことを表現していないから」
この発言には含意がある。筆者が言葉を補って解説すると次のようになるのではないか。
「プロが作(る、テレビ番組は上手に出来ていて、CGやテロップも親切に付けてあり、飽きさせないように面白いところを選んで編集してある。
昔と比べてそのテクニックは何倍も上だ。そこまでしてプロが加工して作)ったものはおもしろくないって感じるのは、(こういう風につくった番組ならきっと見てくれるだろうという打算が透けて見えて)それは本当に自分が表現したいことを表現していない(もしくは表現できない状態にある)から」
まあ、どの仕事でもそうだろうが自分がやりたいことを、我を通して実現することは相当の力業