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スポーツ報知 1月2日(土)23時16分配信
URLリンク(headlines.yahoo.co.jp)
ジャーナリストの田原総一朗さん(81)が司会を務めるテレビ朝日系「朝まで生テレビ」の1日の放送で、
自民の大森昭彦大田区議(63)が、視聴者に区議であることを明らかにせず番組を観覧し、
意見を述べたとしてインターネット上で話題となっている。これに対し2日、大森氏がスポーツ報知の取材に答えた。
「激論! 安倍政治~国民の選択と覚悟~」と題された番組では、政治が国民に与えている影響について、
観覧者の意見を聞くために田原さんが大森氏を指名。画面には「建設板金業」の肩書のみが映し出された。
大森氏が現在の業界の現況を話した後に「民主党も自民党も変わりはない?」と田原さんに問われると、
苦笑した後で「民主党政権の時よりは、よくなったかなと、そういう印象はあります」と答えた。
1984年に「有限会社大森建板工業」を設立した大森氏は「番組へは自民党の区議という立場ではなく、
町工場の経営者として出演し、意見を言いました」と説明。自らのコメント中に大田区議であることを
明かさなかったことについても「自分は、工場の経営者として観覧したので、言う必要はないと考えていました」と答えた。
「出演は問題ないと考えているか?」との問いには「はい」と断言した。
同氏によると、PTAの会長などを務め、20年ほど前に同番組のディレクターの一人と知り合いになり、その後、
依頼を受けて教育問題がテーマになる時などに度々、観覧席に座ることがあった。2003年の統一地方選で
区議に初当選して以降も参加し、今回もディレクターから依頼を受けて知人と観覧。ディレクターは、
大森氏が区議であることを知っていたという。
大森氏は「下心を持って番組に参加はしておらず、国の政策が地方にどう関わっていくのかを知りたかった」。
今後も、声が掛かれば観覧をしたいと考えているという。