15/12/05 12:54:17.43 CAP_USER*.net
今年の国内女子ゴルフは賞金女王となったイ・ボミ（２７＝韓国）が２億３０００万円あまりを稼ぎ、獲得賞金は男子を含めた日本ツアーでの最高額を更新。２位に８０００万円超の差をつけるという“スマイル・キャンディー”の一人勝ちのようなシーズンだった。
もっとも、これに引っ張られるように賞金ランクの１～５位を海外勢が占めるという史上初の事態。賞金総額約３３億２０００万円のうち、２割強はこの５人が稼いだ。
日本人で最高位（６位）の渡辺彩香（２２＝ユピテル）はかろうじて１億円を超えたものの、出場試合数がイ・ボミより２試合多かったにもかかわらず獲得額は半分にも満たない。国内メジャーは全て海外勢に勝たれ、１０月には史上最速で日本人の賞金女王の可能性が消滅するという「惨敗」の一年だった。
女子ツアーそのものは試合数、賞金総額ともに過去最高と隆盛を極めているが、ここまで日本勢のふがいなさが目立つと、当然のことながら選手への風当たりも強くなる。
原江里菜（２８＝ＮＥＣ）は４大ツアー（日本、韓国、欧州、オーストラリア）対抗戦「ザ・クイーンズ」（４～６日、愛知・三好ＣＣ）のプロアマが行われた３日「会う人、会う人に『こんな状態でいいの？』と聞かれます」と打ち明けた。
また日本チームの主将、上田桃子（２９＝かんぽ生命）も「海外勢に（ツアーで過半数）勝たれてしまったことへの意地を見せたい」と話す。ここでせめてもの“抵抗”をして来季につなげたいところだ。
もっともイ・ボミ主将が率いる韓国チームには「サロンパス」と「日本女子オープン」でメジャー２勝を挙げた田仁智（チョン・インジ＝２１）もいる。ここで返り討ちに遭うようだと、来年はいよいよ日本勢にとって“暗黒時代”突入となりそうだが…。
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