15/12/04 08:29:23.96 CAP_USER*.net
サッカーＪ1・モンテディオ山形を運営する株式会社モンテディオ山形の前社長の
私的機関がまとめた新スタジアム構想の概要が3日、関係者への取材で分かった。
理想とするスタジアムは2万人超の規模で、
現施設のＮＤソフトスタジアム山形の収容人数（2万1292人）と同等程度か、それ以上としている。
サッカーを含む球技専用を見込み、Ｊリーグのクラブライセンス施設基準を満たす全面屋根付きを想定しているとみられる。
構想は、前社長の高橋節氏が今春、検討委員会を立ち上げて検討してきた。
大学教授ら有識者を交えたメンバー12人で構成し、計6回にわたって議論。
国内や欧州など幅広いクラブの事例を参考にしながら施設の望ましい在り方を話し合い、
このほど、検討委による構想がまとまった。
規模は現状を踏まえ、最低限同等程度のものを必要とし、将来的には国際大会の開催も視野に入れながら、
2万人以上という枠組みを重視。集客力を踏まえ現状を上回るものが望ましいとの考えに至ったようだ。
用途は、当初サッカー専用が望ましいとの考えもあったとみられるが、施設活用の頻度を増やす狙いなどもあり、
ラグビーなどとの兼用を想定。プレーヤーと観客席との距離を近くし、臨場感あふれる施設を考えている。
アクセスと機能は▽車社会を考え、駐車場が近隣にあること▽電車やバスの利用促進も図り、
最寄り駅が徒歩圏内にあること―などを重視。
街中スタジアムとして地域のランドマーク（象徴）的存在となることが、望ましいとしている。
検討委は当初から設置場所を議論しない方針を示しており、構想では具体的な設置場所に触れていない。
公設民営など、さまざまな整備手法を幅広く検討していく方向性を示している。
現在、県総合運動公園の指定管理を受けていることから、そのノウハウを生かし、
機能の複合化によって収益向上に努める考えも盛り込んでいる。
1日に就任した森谷俊雄新社長は記者会見で、検討委がまとめた構想について、前社長時代の骨格は基本的には変更せず、
今月中に公表する方針を示している。ただ、内部で微調整を図り、修正を図る可能性も残る。
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