15/11/25 22:25:51.63 CAP_USER*.net
来年のリオデジャネイロ・オリンピック出場を目指すU-22日本代表候補が25日、トレーニングキャンプ3日目の練習を行った。
この日は、サガン鳥栖のFW鎌田大地やFC東京のFW中島翔哉などリーグ戦で出場機会の少ない選手や、
戦術を落とし込みたい選手15名を集めて午前練習を実施。軽いランニング後に守備陣と攻撃陣、
GK3選手の3グループに分かれてトレーニングを開始した。雨が強くなる中、最後は鹿島アントラーズの
DF植田直通とFC東京のF奈良竜樹を除く守備陣が攻撃陣の練習に加わり、クロスからのシュート練習などを
消化した。
午後練習は全25選手が参加。アルビレックス新潟のDF松原健はケガ明けのため、ウォーミングアップを
終えるとウエイトトレーニングへ移行し、その他のメンバーはフォーメーション練習や紅白戦で戦術確認を行った。
トレーニングキャンプ最終日の26日は、湘南ベルマーレと練習試合を行う。手倉森誠監督は、
「(来年1月の)アジア最終予選で対戦する相手は4バックが主体」と普段は3バックを採用している湘南に
4バックをリクエスト。「アグレッシブなチームなのでスピーディーなサッカーをお互いにやれたらいいし、
仕掛け合いたい。攻撃のトレーニングにもなるだろうし、仕掛けられた時の対応は良いシミュレーションになれば
良いと思っている」と期待を寄せた。
選手たちには「今日の練習は明日の準備だけれど、明日の試合は最終予選の準備」と伝え、気を引き締めた
指揮官。松原や水戸ホーリーホックのFW鈴木武蔵は故障から復帰して間もないため湘南戦での起用は
見送ることを明言し、その他の選手については全員を試すとしたが、「選手を評価するテストというより、
戦術のバリエーションを増やせるかどうかのテスト」とこの練習試合の位置づけを説明した。
湘南戦にはA代表を率いるヴァイッド・ハリルホジッチ監督も視察予定で、手倉森監督は
「日本の可能性を示したい。ロシア・ワールドカップに向けて、若手の台頭は日本の可能性だということを
きっちりと示さなければならない」と力を込める。湘南スタイルの一つである攻撃的な3バックを封印した相手にも、
これまで取り組んできた「全員守備、全員攻撃」を示すことができるのか。指揮官は「勝ちにこだわる」
と気合い十分だ。
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