【サッカー】CS出場逃したFC東京。「ウノゼロ」サッカーの進化と限界at MNEWSPLUS
【サッカー】CS出場逃したFC東京。「ウノゼロ」サッカーの進化と限界 - 暇つぶし2ch1:YG防衛軍 ★@\(^o^)/
15/11/25 00:23:51.51 CAP_USER*.net
「正直、チャンピオンシップに出たかったという思いがあり……」
 試合後のセレモニーでマイクの前に立った森重真人は、湧き上がる複数の感情を整理できないようだった。
落胆か、憤りか、あるいは不甲斐なさか。スタンドから大きな声援が飛ぶが、彼は労(ねぎら)いを受けることを
恥じるように唇を噛んだ。
J最少失点のFC東京。イタリア人指揮官がかける魔法
「モリシゲ―!」
 名前を連呼され、彼はどうにか言葉を継いだ。
 2015年シーズンJリーグ最終節。FC東京は本拠地にサガン鳥栖を迎え、スコアレスドローに終わった。
これによって、手が届いていたチャンピオンシップ(CS)出場を逃した(同節に勝利を収めたガンバ大阪が
逆転でCSへ)。東京は、勝てばCS、という優位な条件だっただけに、選手たちの喪失感は大きかった。
 しかし、彼らはそこまでひどい試合をしたのか?
「いつもの東京らしいサッカーをしてきたな、という感じでしたね。しっかりと守って、隙があれば攻めに出るというか」
 この日、前半はベンチから試合を眺めていた鳥栖の豊田陽平は、その印象を明かしている。
「鳥栖としては、勝っても順位は変わらなかったんです。でも、試合前から意地もあって、
『東京を苦しめてやろう』という雰囲気になっていました。気持ちを出して試合に入れていましたね。
太田宏介のところはしっかりとケアしようと話していました。きれいにはクロスを入れさせないというか、
あそこから入ると危険なんで、(吉田)豊が頑張って付いていましたね」
 東京はマッシモ・フィッカデンティ監督の掲げる「ウノゼロ」(1-0の勝利)を代名詞に、今シーズン、
上位を争ってきた。ウノゼロでの勝利は8回。その効率の良さは特筆に値し、例えば得失点差で1点多い
横浜F・マリノスよりも勝ち点で8ポイントも多く稼いでいる。
「いつものように試合に入れて、気負いとかはなかったと思います。でも、いつも通り過ぎたのかもしれません」
 そう振り返ったのは、東京の橋本拳人だ。リーグ終盤は右ボランチ、右MFで先発に定着し、
この日も70分までプレー。22歳のルーキーは結果に当惑しながら、誠実に言葉を探した。
「どこかで1点が奪えたら良かったんですが……。自分自身は、鳥栖があそこまで退いてくるとは
想像していませんでした。クロスに入るのにもスペースがなかったので、どうすればいいのか、
と模索し続けていました。鳥栖は球際とか、プレーの強度も高かったです」
橋本は謙虚に語ったが、彼は自分のサイドを破られていない。つまり、守備に関しては完璧に近いマネジメントが
できていた。ただ得点を奪わない限り、ウノゼロは成立しない。後半、4-3-1-2から4-2-3-1に
布陣を変更したチームは、サイドからの攻めを分厚くした。
はどこかのタイミングでチャンスがあるな、とは予感していました」
「後半になって、東京はかなり焦れているようでした。リスクをかけて攻めにきましたから。
これはどこかのタイミングでチャンスがあるな、とは予感していました」
 鳥栖の主将を務めた水沼宏太は証言している。終盤、水沼が出したパスが裏を抜け出した鎌田大地に通った。
GKと1対1になったが、ファーへのシュートはポストを叩いた。それは東京が作ったどの決定機よりも際どかった。


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