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フランスのティエリー・ブライヤールスポーツ担当相は現地時間18日(以下現地時間)、今週末のサッカーの試合について、すべて予定通りに開催すると述べた。
129名の死者と350名の負傷者を出した13日のテロ事件に揺れるフランス。同日はインターナショナルマッチウィークで、パリの「スタッド・ドゥ・フランス」ではフランスとドイツによる国際親善試合が行なわれていたが、
事件後の週末はパリ市内以外でもスポーツイベントが相次いで中止となった。リーグ1は、インターナショナルマッチウィーク明けの今週末に第14節が予定されている。
ブライヤール氏は仏『レキップ』紙のインタビューで、試合を中止すれば「それこそ野蛮人の思い通りになる」と述べ、フランスサッカーリーグ会長とも「完全に」合意したうえで、試合を開催すると明かした。
ブライヤール氏はまた「我々は、人生は続くものだと感じている。スポーツ大会を再会しなければいけない。試合の延期はまさに野蛮人の望むところであり、我々の生活バランスを乱すことになる。
すべてが落ち着いて行なわれると、私は確信している。内務省や当局が適切な措置を取る」と語った。
警察はフランス全土で警備にあたり、ベルナール・カズヌーブ内務大臣は、アウェイのファンの遠征は認められないと明かしている。
スタジアム入場口での荷物検査はより厳しくされ、探知機も用いられる予定。また、ファンはできるだけ早くスタジアムへ来場するように勧告されている。
フランスサッカー界では、17日にロンドンのウェンブリー・スタジアムでイングラン対フランスの国際親善試合が行なわれた際に、
イングランドのファンもフランス国歌を歌い、選手たちが連帯を示したことを受け、『レキップ』紙が一面で「Thank You」と英語で見出しを打って謝意を表した。
フランス代表DFバカリ・サーニャ(マンチェスターC/イングランド)は、「目に涙が浮かんだよ。僕はフランス人だ。フランス人の心を打つことに、僕も打たれる」
「多くの人の脳裏に金曜の映像がまだ焼き付いている。でも、僕らはフランス人を代表して戦いたかった」と心境を語っている。(STATS-AP)
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