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国際サッカー連盟(FIFA)の次期会長選への出馬に意欲を見せていた元日本代表監督のジーコ氏が、
事実上の出馬断念を表明した。『facebook』に動画を投稿した同氏は「(ミシェル・)プラティニ氏が外れたことと
今日のUEFAの動きで、シナリオが完全に変わってしまった」などと話した。
今日のUEFAの動きとは、欧州サッカー連盟(UEFA)のジャンニ・インファンティーノ事務局長が、
次期会長選への出馬を正式に表明したことだ。UEFAは当初、ミシェル・プラティニ会長を擁立する考えでいたが、
一連のスキャンダルからマイナスイメージを払しょくしきれない可能性が高いため、
インファンティーノ事務局長を支持することに切り替えたとみられる。
ジーコ氏は「今の会長選のやり方では(FIFAを)本質的に変えることは出来ない。候補者を見れば明らかだ。
彼らではそれができない」と強く非難した。
FIFA会長選は来年2月26日に行われる。現在、インファンティーノ氏のほか、
前回の会長選でゼップ・ブラッター現会長に敗れたヨルダンのアリ・ビン・アル・フセイン王子、
リベリアサッカー連盟会長のムサ・ビリティ氏らが立候補を表明している。
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