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Jリーグはいよいよ佳境を迎え、J1残り2試合、J2も残り3試合となりました。
特にJ2は昇格争いが激しくなってきましたね。1位大宮(76)、2位磐田(72)、3位福岡(70)と
上位3チームの得失点がわずか6差の大混戦(カッコ内は勝ち点)。大宮は磐田と一時は16差でしたが、
終盤にかけて足踏み状態となり、厳しい戦いが続いています。上位2チームがJ1へ自動昇格が決まり、
残り1枠を3位から6位のプレーオフによって決めます。ちなみにプレーオフで昇格したチームは
3年連続で1年での降格となっており、昨季圧倒的な強さで優勝した湘南は既に残留を決めています。
大宮は昨季、勝ち点1差に泣いて初のJ2降格を経験。シーズン途中から渋谷洋樹監督(48)に代わり、
チームの立て直しを図りました。渋谷監督は「負けず嫌いな性格なので勝つサッカーにこだわってしまっていた」
と昨季の指揮を反省。今季からは“負けないサッカー”を心掛けているそうです。
勝ち点1でも拾うことの大切さをJ1で感じたからこその発想の転換だと思います。
私も渋谷監督同様に大の負けず嫌いなのですが、おそらく大学まで続けていたテニスが関係しています。
テニスには引き分けというルールがないため、常に白黒はっきりしていました。
そのため、人と何かを比べる時は必ずといっていいほど勝ちにこだわってしまっていました。
だが、Jリーグという長期決戦では、勝つに越したことはないですが、最低引き分けでもいいから
勝ち点を積み上げていくのがベストなのだと思います。
J2へチャレンジャーとして挑む、そしてJ2優勝してJ1復帰という意味を込めて掲げた「挑む」という
今季のスローガン。1年で復帰するのは容易ではありません。首位でずっと追い掛けられる立場だから
こそ感じるプレッシャーもあると思います。「もうひとふんばり頑張るしかない」という監督の言葉には
大きな重みが感じられました。
ラスト4戦、どこが優勝してもおかしくない状況。J1ばかりが注目されがちですが、是非とも注目してみて下さい。
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