15/10/25 13:50:03.99 *.net
モンテディオ山形のJ2降格が24日、決まった。勝たなければJ2行きが決定する神戸戦で1―3の完敗。
アウェーのノエビアスタジアム神戸(神戸市)に乗り込み、また県内のパブリックビューイング(PV)で
戦況を見詰めたサポーターは肩を落としながらも「応援し続ける」「来年はJ2優勝」「しっかり強化して」
―と1年でのJ1復帰を願い、県内各地のサッカーファンからも厳しくも温かい激励の声が聞かれた。
敵地には約300人の山形サポーターが集結。試合前、県大阪事務所商工観光主査の木村敏之さん(46)=
兵庫県西宮市=は「とにかく勝って望みをつないで」。スタンドには「残留」と記したフラッグも掲げられ、
選手を後押しした。
試合は前半に先制を許す苦しい展開。後半、MFアルセウ選手のゴールで一度は追い付いたが、
その後に2点を失った。サポーターは声をからし応援を続けたものの、願いは届かず。試合終了後、
うなだれる選手たちにスタンドからは「1年でJ1へ上がるぞ」「残り2試合、意地を見せてくれ」といった声が飛び、
激励の拍手が起こった。
2011年11月。くしくも、モンテはこのスタジアムで初めてのJ2降格を味わった。
その時、スタンドで応援した山形市松山1丁目、団体職員加藤玲子さん(63)は
「あの時は(サポーターが)みんな下を向いていたが、今回は拍手」と話し、
「来年も応援するので、またJ1昇格に挑戦してほしい」。また、J1昇格プレーオフを制したチームは過去2年間、
いずれも1年でJ2降格を経験。モンテは戦前からの下馬評を覆すことはできなかった。
天童市の高擶応援隊で事務局長を務める増子光男さん(65)=同市高擶=は
「今季は得点力が足りなかった。プレースピードを上げて1年で復帰してほしい」と切実な思いを語った。
三川町のイオンモール三川ではPVが行われ約120人が集まった。好プレーに拍手で後押しし、
20分ほど映像が途切れるアクシデントはあったが、気持ちは切らさず後半のゴール場面ではハイタッチし大歓声。
一方、失点時にはため息が漏れた。天童市から訪れた山形電波工業高1年滝口萌絵さん(15)は
「残留を信じていたので悔しい。来年はJ2優勝する勢いで臨んで」。新庄小5年佐藤輝侑君(11)は
「残念だけど選手の気迫は伝わった。しっかり強化して、すぐJ1に上がってほしい。
特に伊東俊選手に期待している」とエールを送っていた。
来季は期待に応えて
▽吉村美栄子知事のコメント 今シーズンは大変厳しい戦いが続いたが、
J1昇格を勝ち取った昨年終盤戦のように、選手と県民が一丸となって山形の底力を発揮し、
残留を果たすことを願っていたので非常に残念。来シーズンはJ2での戦いになるが、
県民の期待に応え、必ずや1年でJ1に復帰し、さらにはJ1定着が果たせるように願っている。
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