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平成5年に始まったJリーグ。「オリジナル10」と言われる当時からの一員である清水エスパルスが
J2降格の危機に直面している。20年以上にわたって愛され続けているチームの窮状を救おうと、
地元の静岡市ではあの手この手の応援を検討。14日には田辺信宏市長も参加してホームゲームでの
試合観戦を訴えるビラを配布し、エスパルスへの声援を呼びかけた。
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昨季も降格危機にひんしていたエスパルス。最終戦で辛うじてJ1残留を決めたものの、
その流れは今季も続いている。ファーストステージを最下位で終えると、成績不振から
セカンドステージの途中で大榎克己監督が辞任。チームの再建を田坂和昭監督に託したが、
その後も5敗3分けと白星を手にできないまま、先週の第13節を終えて最下位の18位と低迷し、
年間順位も18位のままだ。
J1残留ラインとなる年間15位の新潟とは、ついに勝ち点が9差にまで広がった。
早ければ、17日の仙台戦で負け、新潟が勝てば、年間16位以下が確定し、J2降格の憂き目を見ることになる。
日本代表経験もあるエスパルスの経営戦略室オフィサーの斉藤俊秀さんは「残り4試合ある。
まだ捨てたわけではなく、これからだ」と意気込む。
そんな中、静岡市は14日朝、通勤、通学客らに17日のホームゲームでの試合観戦を呼びかける
チラシを配った。田辺市長は「終わったわけじゃないので応援しましょう」と話し、
エスパルスのマスコットキャラクター「パルちゃん」とともに、「ラグビーの次はサッカーです。
みんなでエスパルスを応援しましょう」と声をからした。
エスパルスの斉藤さんも「このまま終わるわけにはいかない。観戦に来てください」と語気を強めた。
市ではエスパルス応援事業の一環として、来シーズンの開幕に合わせ来年3月からパルちゃんを
あしらったミニバイク向けのナンバープレートの交付も始める。市内一帯にプレートを普及させることで
市民一丸となって応援する機運を高めようという狙いだ。
市の後押しを受けるエスパルスだが現時点で危機的状況に変わりはない。エスパルスが降格し、
ジュビロ磐田もJ2にとどまるようだとサッカー王国・静岡のイメージが大きく崩れることになる。
田辺市長は「ここから反転攻勢をかけてもらうためにも、ぜひともスタンドに足を運んでもらいたい」と話す。
ホーム最終戦となる仙台戦はアイスタ日本平で17日午後2時キックオフとなる。
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