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セ・パ両リーグのクライマックスシリーズ(CS)ファーストステージが12日、終了。各球団の新エースたちには落胆させられた。
パでは札幌ドームで2位・日本ハムが3位・ロッテに1勝2敗で敗戦。10日の第1戦で先発した“二刀流”大谷翔平投手(21)が、今季最短2回2/3で5失点KO。
12日の第3戦では8回1死一、三塁の好機で代打に立ったが空振り三振。投打ともに振るわなかった。
第1戦後に「申しわけありませんでした。初回に点を取ってくれたんですけど、守ることができませんでした」とひたすら頭を下げたのは当然だ。
今季は最多勝(15勝)、防御率、勝率1位の3冠を獲得しながら、ソフトバンクの大独走とリーグ連覇を許し、CSでもロッテに下克上を許したのだからエース返上の危機だろう。
セでは東京ドームで、3位・阪神が2位・巨人に1勝2敗で終戦したが、高校時代から大谷とライバル扱いされている藤浪も同様だ。
10日の第1戦で6回2失点(自責1)。自身には勝ち負けがつかなかったが、相手先発・マイコラスに先制タイムリーを許し、一塁けん制悪送球から2点目を失った。
結局チームは延長10回サヨナラ負けしたが、粘れなければエースとはいえない。
「しっかり投げたボールだったとはいえ、ピッチャーに打たれたこと、自分のエラーがあることを考えると、2失点とももったいなさがありました」と反省するのは当たり前だ。
26歳の誕生日だった11日の第2戦にバースデー登板した巨人・菅野も期待を大きく裏切った。1回、ゴメス、マートンに連続本塁打を浴び3失点。4回には自らの守備のミスで4点目を失い4回KO。
「4点の取られ方が恥ずかしい。(初戦を勝ち)いい流れだったのに、申し訳ない」とうなだれた。防御率1・91なのに10勝11敗と負け越しているのも、バックからの信頼が低い証明だろう。
エースが登板したら、チーム全体が「負けられない。絶対に勝つ」と結束するものだ。新エーストリオは出直しが必要だ。 (江尻良文
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