15/10/14 12:56:42.26 *.net
セ・リーグのクライマックスシリーズ(CS)ファーストステージ第3戦(12日、東京ドーム)で、リーグ2位・巨人が3位・阪神に3-1で勝ち、2勝1敗で突破。
リーグ覇者のヤクルトと14日からのファイナルステージ(神宮)で激突する。快勝でチームの意気が上がる中、球団では1週間前に発覚した野球賭博問題に関する内部調査を継続。
賭博への関与を認めた福田聡志投手(32)、胴元への仲介役となった笠原将生投手(24)の他にも、今季1軍出場選手を含む複数の現役G戦士が“捜査線”上に浮上していることが分かった。
巨人が5日に緊急会見して以降、平成の“黒い霧”は他球団にも波及している。
パ・リーグ王者のソフトバンクは、全選手と首脳陣約150人に内部調査を10日までに済ませ「問題なし」との認識を示している。
渦中の巨人は当初、CS開催前までに球団内のヒアリングを終える方針だったが、CSファーストステージが終わった12日時点で、調査結果を公表する予定はなし。
球団関係者は「ひととおり聞き終わったが、まだ調査は続ける」と歯切れが悪い。
いったん「問題なし」と発表した後で、新たな問題が発覚する失態は何としても避けたいだけに、慎重を期する必要があるからだ。
具体的な不安要素も浮上している。今回の“賭博”の胴元で、「税理士法人勤務」とされる男性A氏が、球界の大物OBと数年前までビジネスパートナーの関係にあったのは夕刊フジ既報通り。
そのOBの幅広い球界人脈に連なる巨人の元主力選手が、現役G戦士らとA氏の接点になったと球団側はみている。
ここまで公表された具体名は福田と笠原だけだが、球界関係者は「巨人はまだ他に、選手何人かの交友関係を重点的に調べている」と明かす。
特に憂慮されるのが、今季の1軍で実績があり、A氏との“濃厚接触”を疑われるX選手だ。
この選手はもっか2軍で調整中。ある巨人OBからは「優勝争いが大混戦になって、チーム状態からいってもアイツを1軍に上げた方がいいんじゃないかと思って現場に聞いたら
『コンディション不良』という説明だった。でも、2軍の試合には普通に出ていた」という気になる証言が飛び出した。
巨人が7日に日本野球機構(NPB)へ福田への告発書を提出した際、福田の違反に該当する野球協約は永久失格処分もあり得る177条ではなく、
より軽い1年か無期失格処分の同180条としている。その重要な根拠は、福田に今季1軍出場がなく、勝敗に直接関与できなかったという主張だった。
だが、X選手は今季も1軍の試合に出場している。重点調査でも疑惑が払拭されなければ、CS下克上を目指す巨人内部で、問題はさらに深刻な事態へと発展する。
2015.10.14
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