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球界の盟主、巨人軍の選手による野球賭博は自らの仕事場を愚弄したといえ、かつて角界を揺るがしたとき以上に許すまじき問題でしょう。
米大リーグでは、ピート・ローズ選手の例がありますが、いかに大選手でも処分は「永久追放」でした。
それにしても間の悪いときに発覚したと思います。クライマックスシリーズ（ＣＳ）で結果を出すしかないとはいえ、勝っても世間の風当たりは強まるだけではないでしょうか。
日本シリーズに向けて、プロ野球の盛り上がりを楽しみにしていたファンの落胆も大きいはずです。
折から開催中のラグビー・ワールドカップ（Ｗ杯）。試合前に国歌を熱唱し、競技場を離れても規律を尊ぶラガーメンの姿を見ていると、プロ野球界のルーズさが悲しく映ります。
その意味では、東京五輪に向けて球界を正す機会かもしれません。
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