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巨人で野球賭博の関与が発覚したことで、
野球が追加種目として大会組織委員会から国際オリンピック委員会（ＩＯＣ）に提案された２０２０年東京五輪への影響も懸念される事態になっていることが６日、分かった。
ＩＯＣは近年、国際刑事警察機構（ＩＣＰＯ）との連携や八百長排除の監視会社の設立など、違法な賭博行為の対策を強化した。
今年に入って「内部通報制度」を開始。選手やコーチ、審判員らから不正行為の情報提供を受け付けるホットラインも設置した。
ＩＯＣのバッハ会長は「究極の目標はクリーンな選手を守り、公平な大会を開催すること」と説明している。
日本オリンピック委員会（ＪＯＣ）幹部は「今やＩＯＣはドーピング以上に賭博を忌み嫌っている」と語った。
ＩＯＣの国際会議では、大相撲の八百長問題が話題に上ったこともあるという。委員の投票によって、２０年東京五輪の追加種目が正式承認されるのは来夏のＩＯＣ総会。
前出の幹部は「この１年は本当に気をつけないといけないのだが…」と表情を曇らせた。
2015.10.7 05:02
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