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「ゴール前の救世主」とまで持ち上げたスポーツ紙もあった。オーストリア1部ザルツブルクに所属し、8日のW杯2次予選シリア戦、
13日の親善試合イラン戦の日本代表に初選出されたFW南野拓実(20)のことである。
確かにハリルホジッチ監督の南野評を聞かされると、ついベタボメしたくなるのもムリはない。
「左右の(攻撃的)ポジションをこなせ、ゴール前でフリーになり、常に点を取る、(味方に)取らせる位置にいる。
近代フットボールに適応している」と高評価。続けて「日本代表はゴール前での効率性に乏しい。
そこで彼が必要となる。数年後には、日本代表の効果的な選手になると予測している」と言い切った。
実際、ザルツブルクでは、主軸選手として結果を残している。
右足での豪快ミドルシュート、左足での高難度ボレーシュート、混戦からの絶妙シュート、相手DFの背後を抜け出してGKと1対1になり、倒れ込みながらのワザありシュート……。
新天地で13戦8得点。ゴール以外に好アシストを何本も決め、非凡な攻撃的才能の持ち主であることは間違いない。しかし、いくらなんでも「救世主」は持ち上げ過ぎである。
■親善試合でテストか
「指揮官自身、大げさに褒めていることを自覚しながらのコメントだと思います」と話すのはサッカージャーナリスト・六川亨氏。さらに続ける。
「左右両サイドの攻撃的選手には、南野と同じ右にミランの本田が、左にはヘルタの原口、G大阪の宇佐美と好タレントが揃っている。南野の立ち位置は“まだまだ先”の選手です。
来夏のリオ五輪予選が来年1月に行われますが、22歳以下の五輪代表では、南野は貴重な得点源として期待されている。
今回の日本代表初選出は、あくまで国際試合を通して経験値をアップさせるのが目的です。W杯予選のシリア戦には出番がなく、親善試合のイラン戦でテストされるでしょう」
技術、アイデアはあってもフィジカル、スタミナ面では一線級選手と比べると大きく見劣りがする。守勢に回った際の守備力の弱さも気になるところ。
まずは欧州5大リーグに引き抜かれ、そこで活躍してからキチンと評価すればいい―。
日刊ゲンダイ 10月4日(日)9時26分配信
URLリンク(headlines.yahoo.co.jp)
拓実
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