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ナイジェリア人の父と日本人の母を持つハーフ。日本で生まれ育ち、まだ父の祖国に行ったことはなく、大会後に初めて訪問する予定を立てているという。
英語が苦手な半面、頭の回転が速く、代表でもムードメーカーとして士気を高めるなど、グラウンド内外で欠かせない存在だ。
そんなオコエが意識しているアスリートが、陸上選手のサニブラウン・ハキーム(16=城西2年)だ。
ガーナ人の父と日本人の母を持つハーフ。7月に南米コロンビアで行われた世界ユース陸上の100メートルと200メートルの2種目で、大会新記録を叩き出して優勝。
8月の北京・世界陸上では200メートルで惜しくも準決勝で敗れたが、来年のリオデジャネイロ五輪、2020年の東京五輪に大きな期待がかかる陸上界の新星だ。
サニブラウンの活躍にオコエが刺激されないはずがない。「同じハーフとして、ああいった大舞台で活躍してくれているのはうれしいことですね。
サニブラウンは僕よりも年下だし、今後は僕らのようなハーフの日本人選手が増えてくると思う。これからも頑張ってほしいですね」とエールを送る。
同じ“境遇”だからこそ共感できることがある。オコエはこう続けた。
「海外ではいろいろな肌の色をした人種がいるのは普通のことだけど、日本では僕のような肌の色をしていると差別だったり、そういうのがまだまだある。
だからスポーツでも何でもいいんだけど、僕やサニブラウンがトップレベルの選手になって、これが当たり前のように認知されるように頑張っていきたいですね」
テレビでお互いの活躍はわかっているはず。オコエはいつか出会えることを願い、野球で世界一になることを誓っている。
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