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印象操作か? 拉致解決のブルーリボン TBSドラマで悪徳代議士に着用
8月31日放送のTBSドラマ「SP八剱貴志(やつるぎたかし)」で、北朝鮮による
拉致被害者救出を祈るシンボルであるブルーリボンバッジを贈収賄事件で逮捕される
政治家役につけていたことが3日、分かった。TBS広報部は「他意はなかった」と
説明するが、被害者家族らは救出運動に対して悪印象を持たれかねないことを懸念し、
改善を求めている。
番組は警視庁を舞台にしたドラマ。その中で、便宜を図る見返りに業者から賄賂を
振り込ませたして、逮捕される政治家の胸にブルーリボンバッジがつけられていた。
「悪役」ととられかねない政治家に拉致問題解決を祈るシンボルであるバッジをつけさせる
演出が問題だとして、東京都荒川区議の小坂英二氏は1日、TBSに抗議し、事実関係を確認。
TBSの担当者から説明を受けたという小坂氏によると、番組の企画、制作はTBSとは
別の制作会社が担当した。
着用理由について担当者は、ニュースなどで安倍晋三首相をはじめ多くの国会議員が
バッジを着用しているのを見て「(バッジを付けることで)政治家っぽい雰囲気を出せると
思った」などと説明したという。
産経新聞の取材に対し、TBS広報部は「(バッジは)ドラマの小道具として他意なく用いたが、
配慮に欠けていた。今後は注意していきたい」とコメント。バッジ使用の経緯や理由は
「担当者が不在のため、答えられ�