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【サッカー】】総額140億円でここまでできる…知恵を絞った「G大阪」新スタジアム“7つの秘密” - 暇つぶし2ch1:YG防衛軍 ★@\(^o^)/
15/08/27 13:16:50.82 *.net
総額約140億円で、ここまでできる-。
企業や個人から寄付金を募る形で建設費の大半を捻出した日本初のスタジアムが今秋、大阪府吹田市の万博記念公園に完成する。
来春にオープンし、G大阪の本拠地となる新スタジアムの7つの“秘密”を紹介する。
(1)最短7メートルの臨場感
最大の魅力は「臨場感」だ。観客席とピッチとの距離は、同規模のスタジアムとしては国内で最も近い7メートル。
最前列とピッチレベルの高低差も1・5メートルしかなく、目の前で選手の白熱したプレーを堪能できる。
ベンチがスタンドの一部に組み込まれているのも特徴で、観客の視界を遮らないよう工夫している。
(2)回遊可能なフロア
入り口の階段を上り、観客席のある3階のフロアにたどり着くと、ピッチが前面に広がる。
「(来場者に)おーっとなってもらいたいという思いがありました」とG大阪スタジアム建設担当の本間智美主任。
外周部分にはバラエティーに富んだ売店が並ぶ。その数は29店舗。
3階のフロアは仕切りがなく回遊可能で、反対側のスタンドにある売店にも行くことができる。
また、トイレはひとつ下の2階部分にまとめ、動線が重ならないよう配慮してある。
(3)芝にも「優しく」
「優しい」のは観客に対してだけではない。芝の養生を助けるため、ピッチレベルには自然の風を取り入れる通風口が設けられている。
G大阪が現在、本拠地として使用している万博記念競技場は地下に浄水池があることなどから、
芝の質には定評がある。本間主任は「新しくなって悪くなったと言われたくありませんでした」と振り返る。
(4)工法工夫し工期短縮
限られた予算と日程で建設するため、地下の躯体(くたい)部分から
プレキャスト(PC)工法と呼ばれる造り方を採用しているのも特色のひとつ。
あらかじめ工場でコンクリート部材などを生産しておき、それを建設現場に運び込んでつなぎ合わせる工法で、
現場でコンクリート養生する必要がないため天候に左右されず、工事車両の数も少なくてすむ。
(5)屋根免震で地震に強く
新スタジアムは大規模災害時に避難場所となるなど、防災拠点としての機能も併せ持つ。
このために取り入れたのが、大規模スタジアムとしては日本初となる屋根免震構造だ。
観客席を覆う屋根とスタジアム本体との間に免震装置を設けることで、地震時に屋根の揺れを減らして落下を防ぐとともに、
屋根を支える柱のスリム化にもつながっている。
同時期に「エキスポランド」跡地に誕生する大型複合施設「エキスポシティ」と一括受電するシステムも導入するという。
(6)W杯開催可能なスペック
4万人収容の新スタジアムはJリーグだけでなく、アジア・サッカー連盟(AFC)などの基準にも合致。
2千席のVIPエリアやラウンジもあり、日本協会が将来的な招致を目指しているワールドカップ(W杯)も
開幕戦や決勝戦以外なら開催可能なスペック(仕様)を誇る。
(7)全面LEDで演出抜群
指定管理者としてスタジアムを運営するG大阪の助けになりそうなのが、全面LED照明だ。
ランニングコストや営繕費用を抑えることができ、試合中の演出もこれまでとは違ったものができるという。
知恵を絞った新スタジアム。
本間主任は「(建設主体の)スタジアム建設募金団体には、G大阪のほか日本協会やJリーグも加わっており、
使う側の意見を反映してきました。造るところからお客さんも関わっているので、愛着を持ってもらえたら…」と話している。
ガンバ大阪新スタジアム外観
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