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リーグ最下位の中日が21日・ヤクルト戦(神宮)に快勝、今季2度目で4月以来の6連勝を飾った。7月に緊急補強した先発・ネイラーが
7回2/3で9安打を浴びながら2失点の粘投で2勝目を挙げた。
皮肉にも、10日に自身の出場選手登録を抹消してから連勝が始まった谷繁元信兼任監督(44)は「打線はうまくつながり始めましたけどね」と淡々。
5位・横浜DeNAへ2ゲーム差に迫ったが「そういう次元のアレじゃないんで」。ややムッとして答えた。
首位・阪神までは依然9ゲーム差。クライマックスシリーズ(CS)進出圏内の3位・ヤクルトにも5・5ゲーム離されているが、まだまだ戦意は衰えていないようだ。
息を吹き返しつつあるグラウンド組と対照的に、ここにきて深刻な痛手を負ったのが、地元中部地区のメディアだ。
あるテレビ局関係者は「地元民放局が中継した14日・巨人戦(ナゴヤドーム)の視聴率が中部地区でついに6%台を割ったのです。
1990年代まで25-30%を獲得していた中日戦の中継も、いまや1ケタが当たり前。それでも、どんなにひどい試合展開でも6%以上はあった。
いわば“聖域”でした。それがゴールデンタイムのナイター、しかも巨人戦で崩れたことは中部メディア全体に取って衝撃です」と沈痛な表情だ。
さらに「要因は中日の成績不振。谷繁監督に対しては『この戦力では致し方ない』と同情するファンが多い。
一方で、クビ同然に放出した井端、堂上、吉川が巨人で大活躍しているのですから、編成責任者の落合GMへの風当たりは強烈」と解説する。
白井オーナーの信頼が厚い落合GM、4年契約の2年目の谷繁監督の体制は基本的に来季も安泰といわれるが、混セから取り残されたままでは
ファン離れが加速、取り返しのつかない事態を招きかねない。遅ればせながらの快進撃で危機を回避できるか。
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