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映画「火垂るの墓」などで知られるアニメーション映画監督の高畑勲さんが
3日、東京で講演を行い、安全保障関連法案について「戦争ができない国を
戦争できる国へと、180度変えてしまう可能性がある」と反対の意見を示し
ました。
戦時中の幼い兄弟の姿を描いたアニメーション映画、「火垂るの墓」などで
知られる高畑勲監督が3日、東京・江東区で講演を行いました。
この中で、高畑さんは「日本は戦争の悲惨さを描いたアニメ作品が多く作ら
れていてこれは世界でも珍しい。とても意味のあることだが、それだけでは
戦争をくい止めることは出来ない」と述べました。そして、国会で審議が続く
安全保障関連法案について「この法案は戦争ができない国を戦争できる国へと、
180度変えてしまう可能性がある。何が平和のためになるのか国民は見極め
なくてはならない」と述べて法案に反対の意見を示しました。
さらに憲法9条について、高畑さんは「憲法で縛られているおかげで軍事以外の
手段で問題を解決しようとする。そのためには創意工夫が必要だが世界に対して
大きな貢献ができるはずだ」と今の憲法を守ることの重要性を訴えました。
NHKニュース
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