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日差しの強い夏の季節。海やプールに行って焼ける人も多いでしょう。そんななか、黒すぎる女子アナとして、フリーアナウンサーの岡副麻希さんが話題になっています。
特技として水泳をしているという岡副さん。5月あたりから日焼けをしはじめ、以来どんどん「美黒」に焼けていく姿が注目されています。
よく日焼けしやすい人、しにくい人等といいますが、岡副さんは、かなり日焼けしやすい人なのでしょう。
さて、この「日に焼けやすい人」と「焼けにくい人」には、どのような違いがあるのでしょうか?
◆「焼けやすい人」と「焼けにくい人」の違いとは
「焼けやすい人」は、皮膚の細胞がダメージを受けないよう、紫外線を察知するメラノサイトがメラニン色素を作り、皮膚の奥まで紫外線が入り込まないように防御してくれます。
しかし、メラニン色素が増えると肌が黒くなるため、日焼けしやすくもなります。
一方、赤くなるだけで「焼けにくい人」は、紫外線に対しての抵抗力がありません。そのため、皮膚が受けるダメージは大きいとも言えるでしょう。
とはいえ、日焼けをした後にもなかなか肌が元通りにならない人は、新陳代謝が悪くなっている可能性があります。
・肌の水分量が低下している
・肌のキメが整っていない
・刺激を受けて肌が薄くなっている
これらの要因がそろうと「焼けやすい肌」になってしまうのです。
また、日焼けをすることで皮膚がんになるとも言われていますよね。いったい本当なのでしょうか?
◆日焼けは皮膚がんになりやすいってホント?
皮膚がんには3種類あります。もっとも多いのは表皮で発生する「基底細胞がん」次いで同じく表皮で発生する
「有棘(ゆうきょく)細胞がん」、それから皮膚の色素をつくる細胞ががん化した「マリグナント(悪性黒色腫)」です。
●基底細胞がん
臓器やリンパへの転移が起きやすいため、早期発見が重要です。原因は「日焼け」「遺伝」「放射能」などが挙げられます。
●有棘細胞がん
顔や手足などの露出する部分にみられ、主な原因が「紫外線」とされていますが、「皮膚病」「重度のやけど」によっても起こります。早期発見すれば、転移せずに生存率が高まります。
●マリグナント
皮膚がんのなかでも死亡要因の8割を占めるのが「マリグナント」です。これは、はっきりとは原因がわかっていませんが、
色素を形成させるメラニン細胞が紫外線の影響で悪性化するのではないかと考えられています。
いずれにしても、紫外線や日焼けをすることが皮膚がんの原因となり得ます。
◆「焼けにくい肌」になるために大事な2つのこと
それでは「焼けにくい肌」になるためには、どうすればいいのでしょうか?ポイントは肌の「外側」と「内側」をケアすることです。
●スキンケアをしっかりする
ピーリングのし過ぎで角質が薄い人や、乾燥肌の人は日焼けしやすくなります。肌のバリア機能が弱まっていると、
紫外線への抵抗力も弱くなり、焼けやすくなってしまうことも。反対に、潤った状態の肌は、紫外線を受けても肌の表面で拡散させることができるため、焼けにくい肌になります。
毎日のスキンケアで保湿することが大切です。日頃のケアを怠っていない人は、紫外線を浴びても肌がすぐに回復してくれます。
●肌の内側から整える
焼けにくい肌をつくるには、食べ物に気を付けましょう。食物に含まれるリコピンやカロテン、ビタミンEやオレイン酸などが含まれている、
トマトやニンジン、サーモン、オリーブオイルなどがおすすめです。同じ抗酸化作用のある食べ物でも、
レモンやオレンジなどの柑橘類には、日に当たるとシミになりやすい成分が含まれているため、プールや海に行く前に食べるのは控えましょう。
適度に焼けた肌は魅力的ですが、過度に焼けると皮膚がんの心配もできてしまうもの。可能な限り日焼け対策をして健康的な夏を送りましょう!
URLリンク(headlines.yahoo.co.jp)
Mocosuku Woman 8月2日(日)11時0分配信
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