【世界水泳】シンクロ銅に導いた井村雅代コーチの軍隊式練習at MNEWSPLUS
【世界水泳】シンクロ銅に導いた井村雅代コーチの軍隊式練習 - 暇つぶし2ch1:Egg ★@\(^o^)/
15/07/28 10:41:35.62 *.net
<水泳:世界選手権>◇第3日◇26日◇ロシア・カザニ・カザニアリーナスタジアム◇デュエット・テクニカルルーティン(TR)決勝
 シンクロナイズドスイミングで11年ぶりの日本代表ヘッドコーチ(HC)に復帰した井村雅代氏(64)が、
日本にメダルをもたらした。乾友紀子(24=井村シンクロク)三井梨紗子(21=東京シンクロク)が92・0079点で銅メダルを獲得。
日本勢として07年メルボルン以来、4大会8年ぶりの表彰台となった。五輪計14個のメダルへ導いた井村HCは、長く低迷した日本をどう立て直したのか? その極意に迫った。
 昨年4月、井村HCは都内の会議室に選手を集めた。「毎回の練習を厳しく、自分を追い詰め、無理をして、120%の力を出して練習してほしい。しんどいとは思うが」。地獄のスパルタ指導の始まりだった。
 (1)軍隊式練習 1月から今大会まで約200日の間で合宿は143日。1日の平均練習時間は12時間以上。朝7時30分から午後1時30分、同2時30分から同6時30分、同8時から同10時30分。
その後は個別でケアなどを行う。井村HCは「練習以外に自らを支えるものはない。16日間の合宿なら休みは1日」。その休日も休めない。与えられた課題を克服するため午前中は陸トレ、水中での自主練習が続く。
 (2)生活指導 ある選手の部屋が整理整頓できていなかった。「シンクロのチームはビシッと並ぶ。部屋がぐちゃぐちゃなのはあり得ないやろ。あんたらは水着もきれいで、きちんと化粧して本番に臨むでしょう」。
早朝、睡眠不足と疲労から表情の暗い選手がいた。「シンクロは笑顔でやるもの。空元気で隠せ。弱そうな顔をしたら相手が有利になる。寒くても寒そうな顔をするな」。
もちろん涙も禁止。「泣いても疲れるだけで何の解決にもならん。親が死んだとき以外はなし」。
 (3)なれ合い排除 今の選手は優しく、調和の取れた選手が多い。だが井村HCには物足りない。
「昔の選手は失敗した人がいたら『いいかげんにしてよ』と怒った。今の子は言わない。怒ることで、自分は失敗できないとの、責任が生まれる。
失敗しない人間はいない。偉そうに言って失敗できないと思うからこそ、人間は無理して頑張る」。
 日本に復帰したとき、選手たちを見て「ゆるキャラの極致。みんなと一緒にいることが大好きで、ちょっと頑張ると、自分は頑張ってるのにと。豊かで平和な日本の若者の象徴だった」という。
メダルを奪還するため「精神的に追い込む」と、いつも以上の指導を自らに課してきた。
 体作りから始め、平均5%の体脂肪率減に成功。厳しい練習に、3月には12人の中で2人が離脱。それでも手は緩めない。
「あなたたちはメダルなしに慣れているかもしれないけど、わたしはプライドに懸けても許せない」と言った。
 現代は硬軟織り交ぜた指導が主流で、スパルタ式は時代に逆行している。日本水連内にも批判の声は根強いが、それでも自己流を崩さない。 
「追い詰める指導者は少なくないが、時には緩ませるでしょう。わたしは行きっぱなしだから、きついとは思う」。
選手の足は筋肉質で、鉛筆の芯のように細くなった。ロシアのようなスピードと高さのある足技も可能となった。
 お家芸復活の第1歩となるメダルを乾、三井からかけてもらった。「これだけやったもんな。良かった」。鬼の目にも光るものがあった。ただ感慨に浸ることはない。
「国、言葉は違っても、自分の教えている選手に、目標のところに連れてってあげる。コーチとしての達成感は一緒」。強烈なプライドがそこにあった。【田口潤】


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