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NHK大河ドラマ「花燃ゆ」(日曜午後8時)の迷走が止まらない。
「大奥編」に突入後の19日放送の回に人気アイドルグループ、
乃木坂46のメンバー10人が出演することになったのだ。
激動の幕末で、久坂玄瑞を演じた東出昌大(27)らイケメンが死ぬかわりに、
アイドルの投入と相成ったということか。
ドラマを骨抜きにしている迷走ぶりを探った。
「花燃ゆ」は6月28日の回で3度目のふたケタ割れをしたが、
7月5日の回では10・3%(関東地区、ビデオリサーチ調べ)と持ち直した。
とはいえ、もはや10%が大台になってしまっている。
この低迷の理由のひとつに「ターゲットを間違ったてこ入れ」がある。
今回出演するのは、乃木坂46の生駒里奈(19)や白石麻衣(22)らフロントメンバー10人。
長州藩の大奥に、新たに召し上げられた女性たちを演じる。
「当初はイケメン路線で、次がセクシー路線。
さらにアイドルの乃木坂や、どぶろっくのようなお笑いも出す、
その場しのぎのてこ入れが多い。大河ドラマのメーン視聴層の65歳以上の男性には響かない。
話題性が視聴につながるとは思えません」とNHK関係者。
「乃木坂メンバーのコメントではありませんが、本当にまさかのオファーです」とも。
「史実との違い」を原因に挙げる声も。
「下関事件」を描いた第21話では、長州藩の大砲が外国船に砲撃を加えるシーンがあったが、
「ドラマで最初に撃たれたのはフランス船でした。
実際には米国の商船ペンブローク号で、フランス船が撃たれたのはその後です。
意図的に変えたのかどうか」とテレビ誌記者は指摘する。
「ほかにも史実では桂小五郎が居合わせるはずのシーンに、
その桂がいないなど、史実との食い違いが気になります。
ドラマなので史実通りとはいきませんが、ポイントの外し方が不快」とも。
そして迷走ぶりを極めているのが「焦点の定まらないテーマ」だ。
「幕末男子の育て方」とのキャッチフレーズで「幕末ホームドラマ」とうたっていたが、
7月からの「大奥編」では、井上真央(28)演じるヒロインが
キャリアアップしていく女性像を描くというから、雰囲気は大きく変わる。
「もともとの設定とはいえ、大奥編とやってしまっては、
宮崎あおい主演で話題を集めた『篤姫』の焼き直しにしか見えない。
いいとこ取りをしている感じは否めません」と先のNHK関係者は声を潜める。
「花燃ゆ」の夜明けは遠いようだ。
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