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甲子園に出場経験のある愛知県内の私立高校野球部の３年生２人が５月末、１年生部員を暴行し、
鼻骨骨折などで全治１カ月の重傷を負わせたとして、日本高校野球連盟（高野連）から２日付で
文書注意処分を受けたことが関係者への取材で分かった。野球部は１１日開幕の愛知大会に出場するが、
処分された２人は試合に出られないという。
関係者によると、５月末、１年生が電車内で携帯電話を操作しているのを３年生の部員が見つけた。
部の規則違反だとして翌日に部室に呼び出し、腹などを素手で殴るなどしたとされる。
また、別の３年生の部員は続けて顔を蹴るなどしたとされる。１年生は病院で全治１カ月と診断され、
家族が県警に被害届を出した。
学校は６月中旬、県高野連を通じ、日本高野連に暴力行為があったことを文書で報告した。
県高野連は今回の処分について「集団暴行ではなかったことなどから本人だけが処分された」と説明している。
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