15/06/29 13:32:26.54 *.net
「先週(21日のヤクルト戦)の死球の影響があってのこと」
阪神の和田監督がこう言った。28日のDeNA戦で鳥谷を5年ぶりとなる7番で起用したことについてのコメントだ。
チームでただひとり球宴のファン投票で選出された鳥谷だが、今季は打率.258、3本塁打、17打点と打撃不振。肝心の守備面でも捕球、送球での記録に残らないミスが多い。
この日、2試合連続本塁打を放った福留と比べても、存在感が薄れつつある。
チーム内では唯一の05年優勝メンバーであり、長期間チームに貢献し続けてきた。
褒められることはあれ叩かれることはほとんどなかったものの、最近はスポーツ紙で苦言を呈されることもある。
「7番降格」の理由は、必ずしも「死球の影響」だけではない。阪神OBが言う。
「今季は開幕直後に右脇腹を痛めたように、34歳を迎えてフィジカル、メンタルの面で疲労が蓄積しているのではないか。
守備にしても、これまで追いついていた打球にも届かないなど、全盛期に比べて足が動かなくなってきている。
遊撃というタフなポジションで2年目の05年から10年間も連続試合出場を続けているのは立派だが、その影響もあるのかもしれない」
頑丈さがウリの鳥谷にも「衰え」が忍び寄りつつあるのだろう。
鳥谷は昨オフ、メジャー挑戦を視野に入れて海外FA権を行使するも、条件が折り合わず残留。
阪神と5年20億円以上ともいわれる超大型契約を結び、生涯阪神の道を選んだ。
もっとも、メジャー挑戦をしていたとしても、今年のプレーから想像するに結果を残せずボロボロになっていただろうし、大金も手にすることはなかった。
阪神に残ったからこそ、打てなくても守備のミスをしても生え抜きのスター選手として重宝され、最低でも5年間は身分が保障される。
将来の監督候補でもある。これ以上ない賢い選択をしたのではないか。
URLリンク(headlines.yahoo.co.jp)
日刊ゲンダイ 6月29日(月)12時27分配信
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鳥谷は5年20億円で阪神残留を選んだ
セリーグ打撃成績
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