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女優、広瀬すず（１７）が、来年３、４月に二部作で連続公開する「ちはやふる」（小泉徳宏監督）で
映画初主演することが２３日、分かった。
同名人気漫画の初実写化で、競技かるた（百人一首）で日本一を目指す高校生たちの青春群像劇。
主人公、千早（ちはや）を演じるためロングヘアに“変身”するすずは
「家族全員で原作の大ファン。少しでも彼女のまっすぐさに近づきたい」と女優魂を燃やす。
１月期の日本テレビ系「学校のカイダン」でドラマ初主演を飾り、
映画「海街ｄｉａｒｙ」でカンヌ国際映画祭デビューしたすずが、破竹の勢いで映画初主演も獲得だ！
「ちはやふる」は、２００７年１２月から連載が始まり、１０年の
「このマンガがすごい！オンナ編」第１位に輝いた末次由紀さんの人気漫画の初実写化。
小倉百人一首で日本一を競い、「畳の上の格闘技」とも呼ばれる競技かるたに情熱を注ぐ
高校生たちの友情、恋愛、成長を描く青春群像劇。
連載中の同漫画はコミック２７巻の“長編”だけに、映画は二部作で描き、来年３月に
「ちはやふる・上の句」、同４月に「－下の句」を連続公開する。
すずは、素直で無邪気で情熱的にかるた道に突き進む女子高生、千早役。
同作の北島直明プロデューサーは、昨年１１月に大ブレークする前のすずの演技をドラマで見てオファー。
「まっすぐでキラキラした千早を表現できる１０代の女優として、強さと透明感を併せ持つ
すずさんにビビっときた」と絶賛する。
二部作の顔に抜てきされたすずは、先月のクランクインに備え、
２カ月前から週２～３回ペースで最長６時間、競技かるたを猛練習。
長時間の正座やかるたに飛びつくアクションでひざにあざも作ったが、
泣き言ひとつ言わず習得した。
漫画の千早はロングヘアのため、ボブのすずはエクステ（付け毛）を装着し、長い黒髪に変身。
原作者の末次さんも「美しすぎて似合いすぎて、千早すぎますよ！」と太鼓判を押す。
来月下旬の撮了まで熱い日々を送るすずは「家に百人一首があるくらい、
家族全員で原作の大ファン」と感激。「原作の千早は身長が高く、ロングヘアで自分とは違う
イメージかなと不安もありましたが、色々な作品を演じていく中で自分にも千早のような
熱い部分があると感じた。映画初主演はあまり意識せず、千早として生きられるように
頑張りたい」と無心で挑む。かるた同様、新たな代表作を奪取する。
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サンケイスポーツ 6月24日(水)5時0分配信