15/06/15 11:30:59.03 *.net
(セ・パ交流戦、オリックス10-1阪神、3回戦、オリックス3勝、14日、京セラドーム)記録に残らないミスから崩壊は始まった。
阪神はオリックスに1-10と、2日連続2桁失点で大敗。
五回に鳥谷敬内野手(33)が平凡なゴロを内野安打にしてしまった後、先発の能見篤史投手(36)が崩れて歯止めがきかなくなった。
攻守で精彩を欠くキャプテンの復活こそ、虎再浮上の鍵。早く復調してチョ~ダイ!
スタンドを埋めた虎党の応援が、少しずつトーンダウンしていく。0-2の五回。先発・能見が打ち込まれ、点差が広がっていく。
終わってみれば1-10と連日の2桁失点で大敗。パの最下位オリックス相手にまさかの関西ダービー3連敗。
崩壊の引き金となったのは、名手・鳥谷の記録に残らないミスだった。
五回一死二塁。縞田の打球は平凡な遊ゴロ。二走のT-岡田に一瞬、目を奪われ、ひと呼吸置いてから一塁へ送球した。
普通ならアウトだが全力疾走に間に合わず、記録は内野安打。
試合後、二塁走者が気になったかという質問に「全然そんなことはないです」と言い訳はしなかったものの、迷わず一塁に送球していれば二死三塁だった。
一死一、三塁と苦しくなった能見は直後、伊藤に適時二塁打。二死後、宮崎にも2点打を浴びて降板。
2番手の松田も安達に4号2ランを被弾し、5失点と勝敗の行方は決まった。
平田ヘッドコーチは「細かいことは言わんといて」と言及を避けたが、シーズンでは3試合の対戦相手とはいえ、縞田の脚力など相手のデータは頭に入れておくべきだろう。
2011、13、14年とゴールデングラブ賞に輝いた男らしからぬミスだが、今季は守備で足を引っ張るプレーが目立つ。
5月30日の西武戦(西武プリンスD)では、四回二死からライナー性の打球を捕球、リズムを取って送球している間に俊足・秋山に“内野安打”にされた。
これを皮切りに2番手・石崎が崩れ、2-9で大敗。4月から5月にかけて右脇腹を痛めるなど万全でない時期もあった。
「プロ野球選手なら、誰でもどこかしこで痛いところはあるんです」と影響を否定するが、チームが勢いに乗れない一因にキャプテンの不調があるのは確かだ。
打ってもオリックス・西に翻弄され、一、三回と空振り三振。六回も見逃し三振。10三振を喫したチームを象徴するような打席となった。
これで5試合連続2桁三振で、球団ワーストタイだ。
同カード3連戦は12打席1安打7三振。和田監督は「状態がよくないというか、ちょっと(バットが)振れなくなってきている」と心配げ。
チーム得点183、失点272はともにリーグワースト。打てず、守れずで今季2度目の4連敗。
借金は6月2日以来の「3」に逆戻り。マートンとゴメスの不振も大きいが、背番号「1」が攻守で精彩を欠いていることも、無視できない。
虎にとって救いはセ・リーグはこの日もすべて負け、首位・巨人とのゲーム差は2・5と変わらなかったこと。
鳥谷は「交流戦も残り1試合。勝てるように頑張ります」と帰り際に力を込めた。トリよ、早く目覚めてくれ!
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サンケイスポーツ 6月15日(月)7時0分配信
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五回、縞田のゴロを処理するが二走を気にしたのか、微妙に送球のタイミングが遅れる鳥谷
順位表
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セリーグ打撃成績
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試合スコア
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