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今月３日付の複数のスポーツ紙が、ジャニーズの人気グループ・Ｋｉｓ－Ｍｙ－Ｆｔ２の主力メンバーである
藤ケ谷太輔（２７）と女優の瀧本美織（２３）が交際中であることを報じた。
ところが、報道に先立つ２日深夜、「週刊文春」のＷＥＢ版が２人の熱愛を写真とともに報道。
本来ならば、同誌は４日発売のはずだが、一体、なぜ記事を“先出し”することとなったのか。
「どうやら、交際の事実確認を求められた瀧本の事務所サイドが『文春に掲載される前に……』とネタをリーク。
その動きを察知した文春サイドがネット版で速報した。事務所サイドから情報を得た数紙のスポーツ紙は大々的に報じ、
申し訳程度に文春のＷＥＢ版が報じていることも記事中に入れた。ほかのスポーツ紙は文春のＷＥＢ版がアップされたのを見て、
あわてて締め切りギリギリの紙面に記事をぶち込んだようです」（ワイドショー関係者）
週刊誌が記者やカメラマンを動員して時間と金をかけてものにしたスクープにもかかわらず、これではまるで横取りも同然だが、
「こうした事案が多発すれば、芸能プロは自分たちのクビを絞めることになる」とはベテランの女性誌記者だ。
「芸能人と芸能マスコミの関係は持ちつ持たれつの部分も大きい。週刊誌サイドは事実関係をきちんと
確認するために掲載前に事務所にあててコメントを求めるのが通例ですが、今回のような件が横行すれば、
事務所に連絡なく、後ろからけさ斬りのような形で記事が掲載されることになる。雑誌の発売後に慌てふためいて
事後対応に追われないように武士の情けで連絡している側面を理解していないプロダクションが増えましたね」
実際、某誌と某プロダクションはネタのリークが原因で“遺恨試合”に発展。
「うちが週刊誌と付き合うメリットは何ひとつない」と言い放つプロダクション幹部もいるが、
「付き合わないデメリット」にまでは考えが及ばないらしい。
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