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テレビ東京のスペシャル番組「ローカル路線バス乗り継ぎの旅」が二十日の放送で二十回を迎える。
十三日には歴代の女性ゲスト(マドンナ)らがスタジオに集結し、これまでの旅を振り返る「大感謝祭」が放送される。
番組レギュラーを務める太川陽介と蛭子能収コンビのキャラクターの妙もあり、
いまやテレ東随一の人気番組。
リーダー役の太川は「ルートがあり、蛭子さんが生きていて、マドンナの出演OKが出る限り続けたい」と意気込みを語った。
「バス旅」は、マドンナを加えた三人が、路線バスを乗り継いで三泊四日の日程内に目的地に到達することを目指す番組。
インターネットでの経路検索も禁じられ、宿泊先も自分たちで交渉。
過去十九回のうち、五回は目的地にたどり着けないで終わるガチンコ勝負だった。
一般的な旅番組と違いグルメや観光案内もほぼないが、歴代最高視聴率は15・3%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と大人気だ。
しっかり者でマドンナへのケアも怠りない太川と、自由奔放な言動が魅力の蛭子。
「大感謝祭」では、さりげなくおやつを用意するなどの太川の気配りを絶賛する声が各マドンナから上がる一方、
ゴール直前でトイレに行っているマドンナ(第九弾の芳本美代子)を「バスに間に合わないから置いていこう」
と発言した蛭子に非難が殺到。
振り返りながら芳本が、「あと一歩で達成するというときに私がいなくてもいいんだと、今でも涙が出ちゃう」と目を潤ませる一幕も。
第十六弾のマドンナ・ちはるも「同じ事務所なのに、最終日まで名前を覚えてもらえなかった。
『ちあき?』とか『はるこ?』とか」とあきれ顔だった。
太川は「八年前に始まり、二回目の途中からドキュメンタリーになった。まさかここまで続くとは夢にも思わなかった」と感慨深げ。
これまで紀伊半島の東側と九州の東側に行っていないことから「できれば全都道府県に行きたい」と目標を掲げた。
一方、蛭子は「占い師から寿命があと十年と言われたので、あと二十回。
この番組のおかげで仕事が増え、去年と今年はすごくもうかった。太川さんは本当に嫌だと思うんだけど、
私はただついていくだけで番組が終わっていくので、本当に楽」と相変わらずマイペースな感想に終始し、スタジオを沸かせた。
記念すべき第二十回のマドンナは女優森尾由美。北海道・洞爺湖温泉から知床半島の羅臼を目指す。
森尾は「途中でロケバスに乗せてくれるだろうと思っていた。本当にないとわかり、初日のお昼ごろに帰りたくなった」と苦笑い。
新作について、多くは語らなかったが、三人で顔を見合わせる意味深なやりとりもあり、今回も“波乱のバス旅”が期待できそうだ。
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