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国際サッカー連盟（ＦＩＦＡ）の最優秀選手賞を５年連続で受賞したブラジルのサッカー女子代表マルタ選手はサンパウロの空港から電話インタビューに応じ、
ＦＩＦＡの汚職スキャンダルは６日から始まるＦＩＦＡ女子ワールドカップ（Ｗ杯）カナダ大会に影響しないと思うと指摘、女子Ｗ杯で最大規模かつ最も成功した大会になると「確信している」と語った。
再選を決めたばかりのゼップ・ブラッターＦＩＦＡ会長の辞任表明やＷ杯開催をめぐる賄賂疑惑に対する捜査も、サッカー女子Ｗ杯としてて最も多くのチームが参加し、
最も多くの観客を集めるとみられるカナダ大会への関心の妨げにはなっていない。
ホスト国カナダの試合のチケットはすでに約92万枚売れた。エドモントンで６日の開幕試合は５万枚余りが完売したという。カナダの当局者が明らかにした。
前回の11年ドイツ大会でのチケット販売は84万5711枚だった。参加チーム数も16から24に増え、24年前に中国で第１回大会が開催された女子Ｗ杯の人気が高まっていることを裏付けている。
カナダサッカー協会の広報担当リチャード・スコット氏は、米国やカナダのチームが勝ち進めば、総観客数は150万人と記録的水準に膨れ上がる可能性があると見込んでいる。
ブックメーカー、パディ・パワーのウェブサイトによれば、優勝候補筆頭はこれまでＷ杯を２回制した米国。ドイツとマルタ選手のブラジルも有力だ。
カナダの人気は６番手。優勝回数は米国のほかにドイツも２回、ノルウェーと日本が１回ずつとなっている。
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