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男子ツアー会場で「イヤな思いをして帰ってきた」というギャラリーは少なくない。
原因は男子プロのエラソーな態度にある。もちろん全員ではないが、プロに握手を求めても知らん顔。
サインをお願いしても素通り。「ナイスバーディー」と声援を送っても、愛想もない。
とにかく「プレーを見せてやってんだぞ」と言わんばかりの横柄な態度なのだ。
中には相手が若く可愛い女の子だと態度が一変、鼻の下を伸ばしてスラスラとサインし、ちゃっかり携帯番号を聞く不届きなプロもいる。
とにかくギャラリーを小バカにする姿勢がミエミエなのだ。日刊ゲンダイが選手会長の池田勇太(29)を直撃した際も、
「一生懸命やってるに決まってるじゃねーか」とまともな会話にならない。
昨年の賞金王、小田孔明(36)はプレー中、たばこをプカプカ。
永久シードの片山晋呉(42)はギャラリーに背中を向けたままサインをし、色紙を投げ返したこともあった。
ツアーを代表するプロがこんな態度だから、見ている方も頭にくるわけだ。
評論家の早瀬利之氏がこう言う。
「圧倒的に強かったジャンボ尾崎の全盛時代から脈々と続いている、男子ゴルフ界の負の遺産です。
ゴルフが上手なだけで社会的地位を与えられ、ゴルフがうまければ何でも許される、と勘違いしてエラソーな態度を取る。
それが格好いいとでも思っているのでしょう。
かつては『それは違うぞ』と叱り飛ばすウルサ型の先輩プロや大人が、周りにたくさんいたものです。
そんなまともなプロはみんな引退し、レギュラーツアーにいなくなってしまった。
ジャンボに憧れるのは構わないが、池田勇太の下品な服装やふてぶてしい態度など、悪いところだけをマネしている。
谷原秀人、藤本佳則らも自分に不都合なことがあればすぐふてくされる。
そういったジャンボに憧れてプロになった連中が、ツアーの主流を占めているから、見ていて気分が悪くなるのです」
確かに過去にはジャンボ尾崎のおかげで男子大会の人気が上昇し、試合数が大幅に増えたこともあった。
みんなジャンボにオンブに抱っこで甘い汁を吸ってきたから、ジャンボの目に余るルール違反やマナーに反した行為に目をつぶってきた。
誰も面と向かって「おかしい」と注意できず、悪しき習慣だけがそのまま残ってしまったのだ。
ツアープロ、ツアー関係者、メディアの全員が今の男子プロをつくり出したといってもおかしくない。
いずれにしろ、男子プロにもっと礼儀正しくしろというのは、八百屋で魚のようである。
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2015年6月5日
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サインを投げ返した“前科”がある片山晋呉