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ジム・ウィルソンさんが利用継続を訴える運動を開始したとき、ディラーノ・ヒッチ・パークにある球場は雪に覆われていた。
同氏はニューバーグ市リトルリーグを率いているが、参加人数の急減でリーグ廃止の危機に直面している。
現在、ウィルソンさんを含むリーグ役員は保護者に一軒一軒電話をかけ、子どもを今春のリーグに参加させてくれないかと尋ねている。
ウィルソンさんは「まるで(販売員の)電話勧誘のようだ」と語る。
保護者からは、子どもはラクロスの方に興味があるとか、バスケットボールやサッカーの方が好きだといった答えが返ってくる。
留守番電話に全く応じてくれない保護者も多い。今シーズンが始まった先月、リトルリーグには4学年全体で74人の子どもしか集まらず、
2009年の206人から大幅に減少した。ウィルソンさんは「ここ数年、それ(参加人数)は岩のように落ちている」と嘆く。
ハドソン川西岸に位置するニューバーグは人口2万8000人ほどの労働者が多く暮らす町だ。
ここは野球の未来を守る戦いの最前線となっている。全米規模で野球人口が減り続ける中、地方の青少年リーグの中には存続が危うくなっているところもある。
独立したリーグを構成する十分なチーム数を確保できないため、リーグ運営者は周辺地域のチームと試合をしたり、近くのリーグと合併したり、
完全に解散したりする必要に迫られている。どの選択肢を選んでも、気軽に試合に参加しにく