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韓国メディアも呆れる柏の勝負強さ
水原の肉弾戦を封じた“二段構え”。
吉崎エイジーニョ = 文
2015/05/20 11:30
韓国側の「本気度」は相当なものだった。ホームチームの熱が伝わってくるゲームは最後まで行方の分からない、
緊迫感あふれる好勝負になった。
19日、AFCチャンピオンズリーグ(以下ACL)のラウンド16初戦に挑んだ柏レイソル。アウェーで激闘の末、水原
三星に3-2と先勝した。これにより5月26日のホーム第2戦では敗れてスコア次第では勝ち上がりが決まるという
有利な状況をつくった。
試合当日の韓国現地のメディアには、こんな見出しが躍っていた。
”水原、Kリーグキラー柏もこじ開ける”(『スポーツ朝鮮』)
鄭大世とベテランのレフティー、ヨム・ギフン(2010年南アワールドカップ代表)のコンビネーションで柏に
勝つのだと。すでに「キラー」との呼び名が定着しているあたりに、柏への警戒ぶりが伺えた。
■「韓国最大のビッグクラブ」vs.「韓国キラー」。
当事者たる水原も「大マジ」。クラブ側がオンライン上でこんなキャンペーンを打ち、試合を煽った。
「韓日戦 敗れては満たされぬスーウォン・サムスン ある男の熾烈な復讐が始まる!」
“復讐”、とは2012年の同大会で柏と対戦し、ホームで2-6の大敗を喫したことをさしている。当時、ドイツの
ケルンから移籍入団直後だった鄭大世はPKに失敗するなど苦い経験を味わった。また同じく当時就任1年目だった
ソ・ジョンウォン監督もこの時の雪辱に燃えていたと言う。2014年シーズン終了後、若手選手をクリスマス前から
招集し、トレーニングを課した。すべては国内リーグより早く開幕するACLの戦いに備えてのものだった。
今大会、韓国から出場の4チームすべてが決勝トーナメント進出を果たした。うち、3チームが19日、20日にラウ
ンド16の初戦を韓国の地で戦う。そんななかで「韓国最大のビッグクラブ」vs.「韓国キラー」の対戦は注目度の
高いものになった。
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