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県高校野球連盟は本年度、春秋の県大会と夏の宮城大会、県内開催の東北地区大会の入場料を改定した。
これまで無料だった65歳以上が200円になる。ファンの高齢化や東日本大震災による入場者減で県高野連の収入が先細りしており、不足する大会運営費などを賄うのが狙いだ。
新料金は16日開幕の春季県大会から適用。
65歳以上を200円にする一方で、出場校以外の高校生は200円から無料にする。一般の500円と中学生以下の無料、県大会地区予選の無料は従来通り。
入場料は県高野連の予算の大半を占める収入源。
65歳以上を無料化した2004年夏の宮城大会以降は会場使用料や審判員の日当、ボール購入費などが不足し、毎年度、積立金を取り崩してやりくりしてきた。
14年度の春秋の県大会と夏の宮城大会の有料入場者は計約4万人。一方で65歳以上の無料入場者はその約2倍に上り、収益が上がらない入場者構成になっている。
さらに震災後の入場者減が追い打ちをかけている。
13年度春、秋の県大会と宮城大会の入場者数は、震災前の10年度比で約9%減。
14年度は10年度比で約2%減にとどまったが、宮城大会の4強が12年ぶりに公立校で占められ話題を集めたためで、県高野連は「入場者が増加傾向にあるわけではない」とみている。
東北各県では、青森が70歳以上無料。岩手は65歳以上、秋田は70歳以上が、シニア用カードやパスを手数料500円で作ると以降は無料としている。
山形、福島は高齢者の優遇がなく入場料500円。
県高野連の佐藤秀之理事長は「従来のままでは積立金が底を突き、大会運営に支障が出る。65歳以上の方には心苦しいが、協力をお願いしたい」と入場料改定に理解を求めている。
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